ダコ編集部の新人マイです。
バンコクに来てから1カ月が経ちました。
毎日が楽しくて、も~う本当にあっという間!
来てよかったなぁって今は胸を張って言えるんですけど、移住する前は不安もあって、ちょっとおセンチでした。
思い返せば3カ月前。クリスマスを間近に控えた年の瀬。
職場見学と旅行を兼ねて、一人でバンコクを訪れていました。
2月中旬からこちらで働くことが決まり、
「あぁ東京に戻ったら家の片付けやら、保険の加入やら、確定申告やら、色々やらなきゃなぁ……」
と、じんわり暑い空気の中、ショッピングモールの巨大なクリスマスツリーを眺めていたら、なんだか急にマリッジブルー(?)めいた感情が沸き起こってきたんです。
ふいなセンチメンタルをどうすることもできず、もやもやもや。。。
一人旅だから、それを話す相手もいないし。
もうこの際だから感傷に浸れる場所へ行こう、ということで
よし、観覧車、乗ろう。
と決めたのでした。
観覧車あるところにドラマあり。今の私の寂しさを華麗に演出するのは観覧車しかない!
そう意気込んで、目指したのは「アジアティック」。
チャオプラヤー川沿いに2012年にオープンした、巨大ナイトマーケットです。
ガイドブックでもおなじみですね!
きらめいてます。
屋台もにぎやか。
でも私の目的は観覧車に乗って、感傷に浸ること、ただそれだけ。
というわけで、わき目もふらず観覧車に直行!
チケット購入。大人一人300B。
「何名ですか?」と聞かれ「一人です」と答えたときの係員の哀れみの目を私は忘れない。
観光客でいっぱい!
自分のゴンドラがまわってきました。
係りのお兄さんがゴンドラの天井についているボタンを押すとなにやらパソコンの起動音のような音が。(Windowsの音だったかMacの音だったかは忘れちゃった)
「何かあったらこのボタンを押してください」
と微笑まれ、「どうか何もないようにお願いします」という言葉を飲み込みながらいざ出発。
夜景が……
キレイだーーーー!!
こんなにキラキラした街、バンコク。これからは自分の街になるのね、さよなら日本……と感傷モードをONにしようと思ったものの、、、、
……観覧車、回るの速くね????
そうなんです。速いんですよ、回るのが! 「わ~夜景がきれい~」なんてつぶやいているうちにグングンてっぺんに近づいていくではないですか!
隣のゴンドラを見ると、仲間内で「ヒャッホーイ!」と言いながら、セルフィを撮りまくっている様子。
……観覧車って、こういう乗り物だっけ?
カルチャーショックで呆然としているうちに、あっという間に乗り場に到着。
え~これで300Bは高すぎるよ! と思っていたら、乗り場もあっさりと通り過ぎていくではないですか!
え!!!!! これまだ回るの?
そうなんです。この観覧車は止まることをしらず、またもやグングンと上に上がっていくのです。
驚きが収まってくると、だんだんこの速さが恐くなってくる。。。。早く下ろしてくれぃ。
そんな私の気持ちはつゆ知らず、結局観覧車は5周もしました(涙)
しかも途中で乗客の乗り降りのためか急停止する場面も。
もう本当にてっぺんのボタンを押したいくらい恐かったよ!!!!
降りた後は、センチメンタルな気分は完全にどこかに消えていました。
どこまでも驚かせてくれるぜ、バンコク。これからよろしくな! という清清しい気持ちまで生まれていた、、、と思う。
結論:
バンコクの観覧車では、感傷には浸れない。
バンコクの観覧車で告白する場合は、乗ったらすぐに話を切り出さないとてっぺんに間に合わない。
ただしチャンスは5回ある。
ダコの記事を見返したら、同じようなレポートがありましたね。
この記事をもっと早く読んでいたら……(涙)
っとネタかぶり失礼しました!
・アジアティック道楽紀行ゆとり編
・夕方から夜遅くまで楽しめる アジアティック・ザ・リバーフロントの巻
・一人で楽しむアジアティック
そういえば、今度こんなのもOPENするらしいですね。
観覧車つくってる・・・・・・
また一人で乗ってみようかな!