以前こちらで「ミャンマーの観光ビザがインターネットで取れる」というニュースを紹介しましたが、
今度はインドでも、観光ビザがインターネット上で取得可能になっています。
先日、見かけたバンコクポストの記事がこちら。
「India new visa rules benefit Thai travellers」
http://www.bangkokpost.com/news/general/445794/india-new-visa-rules-benefit-thai-traveller
この見出しでは「タイの旅行者」となっていますが、タイを始め、日本やオーストラリア、ブラジル、ドイツなど43カ国の国民がオンライン・ビザ・サービスを利用できるようになっています。
「Tourist Visa on Arrival」
https://indianvisaonline.gov.in/visa/tvoa.html
「ツーリスト・ビザ・オン・アライバル」と名付けづけられたこちら、名前だけだと空港に到着後に取得する「アライバル・ビザ」のようですが、れっきとした「オンライン・ビザ」取得のためのサービスです。インド入国の34日前から4日前までの期間で申請できます。
ただし紛らわしいことに、同じウェブサイトに「Indian Visa Online(https://indianvisaonline.gov.in)」というまったく別のサービスがあります。こちらはオンライン上での申請のみで、申請後にインド・ビザ・センター(バンコクだとアソークにあり)まで書類を持って行かなければいけない、というもの。こっちの方がオンライン・ビザと思えるネーミングなので、間違えないようにご注意ください。
この「ツーリスト・ビザ・オン・アライバル」が使えるのは、
バンガロール、チェンナイ、コーチン、デリー、ゴア、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイ、ティルヴァナンタプラム
の9カ所いずれかの空港を利用して入国する場合。
観光目的での30日以内の滞在が可能です。
往復もしくは第3国への出国チケットが必要、また、このサービスが利用できるのは、1年の内に2回までという制限があります。
申し込みページはこちら。
パスポートの種類、国籍、到着空港、誕生日、Eメールアドレス、到着予定日を入力すると次のページに。
申請には、ほかに
・パスポートの顔写真があるページのスキャンデータ(pdfファイル)
・顔写真の画像データ(jpgファイル)
が必要なので、申請を始める前に用意しておくと作業がスムーズです。
申請料金は60USドル。クレジットカードもしくはデビットカードでの支払い。入国の4日前までに済ませる必要があります。
Eメールに「Electronic Travel Authorisation」が送られてくるので、それをプリントアウトして持っておき、入国の際にパスポートと一緒に提示する、という流れです。
好き嫌いがぱっきりと分かれる国インドですが、こうして敷居のひとつが低くなると行く人も増えそうですね。
(U)