先週、打ち合わせで、本誌のマクロビオティック料理を提案するコラム「大地のめぐみ」の著者、
木幡惠さん宅へ押しかけました。着いたのが夜の8時。
惠さんは「食事していったら?」と夕食をささっと用意してくれました。
で、じゃん! こちら。
「特別なことはしていないから」と言われる木幡家の食卓に着きました。
ビーツのサラダ
ほとんど野菜の味。これにほーんのり足されるドレッシングは、
ほどよい酸味と甘味がまじり合っていて、食欲がますます増していきました。
インゲンの胡麻和え
みずみずしくて、コリシャリの歯ごたえのインゲンがとまらなくて。
中華味のニンジンステーキ
ピーマンとエノキ茸の甘酢ダレがやわらかく煮込まれた長方形の分厚いニンジンに染みていて、パクパク!
大根と厚揚げの煮物
大根と厚揚げの味付けは薄めだけど、お出汁の香りがするような…。聞いたらすこーしナムプラー(魚醤)を入っていました。
椎茸の天ぷら
タイ産の肉厚椎茸はプリンプリンで、塩とライムを足すと、椎茸の森の香りがいっそう際立ちました。
豆乳とココナッツオイルのペースト
ニンジン味とキノコ味。これをパンに塗り、その上に薄切りのキュウリやキノコを乗せていただきました。
このペースト、絶品でした。マヨネーズのように濃厚なのに、後味すっきり。カナッペのようにしていただくと、もうとまりません。
ブロッコリーとお豆のスープ
素材の味にほんのり塩味? なぐらいすっきり。
このほかに、
カオマーク(タイの甘酒)を使った「べったら漬け」、キビ入りご飯、ジャガイモ入りお味噌汁……。
すべて食材、バンコク中心部のスーパーで手に入るんです。
お肉や卵、砂糖などは使われていないけど、ボリュームも味わい深さも彩りも、ワクワクします。
大地のパワーごはん!
食材たちが微笑んでくれている気がしました(私、不思議ちゃん系じゃないです、凡人です。念のため)
食べる前から、食べ終わっても、そして翌日まで。なんだかうれしい気持ちはずっと続いていました。
バンコク、大地のめぐみディナー、早く作ってあげたいんだが!(K)
追伸 先週末、東京の気温、22度だったとか。バンコクもこのところ朝涼しいですが、おかしな気象状況ですね。