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【虚構新聞バンコク版】苦境のインラック首相 車いすも武装化 vol.013

 

プラトゥーナムから目撃されたインラック首相の脱出シーン。矢印はインラック首相

 

先月中旬、じん帯を痛めて車いす姿で登場したインラック首相が、デモ隊による襲撃に備えて車いすを武装化していたことが分かった。

今のところ両者が直接衝突する可能性は低いと見られるが、「万が一のこともある」(首相周辺)としてさまざまな機能を備えているようだ。

 

政府関係者が明らかにしたこの車いすはドイツ製の特注品で価格は1台約100万B(約315万円)。

F1カーにも使われるV6エンジンを搭載しており、緊急時には最高速300キロまで加速。街角でデモ隊に追いかけられてもSPごと振り切れる。

 

また詳細は不明だが、催涙弾、放水銃など100を超える機能を内蔵していると見られ、小規模なデモ隊ならこの車いす1台で鎮圧できるほどの性能を備えるとも言われている。

 

この日バンコク都内ミンブリー区のバーンチャン工業団地内にあるスマートフォン関連部品工場の視察に訪れた首相は、工場長から「今後は製造受託だけでなく自社開発にも乗り出したい」と説明を受けると、「農業輸出だけに依存しない産業構造転換のためにもその方が望ましい」とうなずいて見せた。

 

視察後の会見で首相は「2011年の洪水によって生じた大きな経済損失も次第に回復しつつあることを実感した」と満足感を示した。

 

だが記者からコメ担保融資制度に関する汚職問題について問われると、ためらいなく車いす内蔵の非常用ボタンを押して緊急脱出。そのまま上空3000mの彼方まで飛び去っていった。

 

数々の難題を抱える今の首相にとってマスコミの追及は「泣きっ面に蜂」といった状況。

今後は車いすに殺虫剤を噴霧する機能も増設したいとしている。

 

 

Kyoko Shimbun(虚構新聞:http://kyoko-np.net)について

虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した、虚実の狭間を行き交う可能性世界の出来事を報道するニュースサイト。「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載。当「バンコク版」においても内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。本誌に掲載された記事により、損害や賠償が発生したとしても、著者ならびに編集部では一切の責任は負いません。

 

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