オフィスビル街・サートーン通りに素敵な内装のカフェを発見したので行ってみた。場所はバンコクシティタワーの裏手だ。壁の白さがひと際目立つ一軒家だ。内装はフレンチ・ビンテージの要素を加えたコロニアル様式で、白を基調にした内装は統一感があっていい。ガラス張りの窓の向こうには街路樹の緑。ランチで行けばいい気分転換になりそうだ。
タイ料理と西洋料理の両方があり、ランチ用のタイ料理メニューは145Bから。今回はおすすめというアラカルトを何品か試食してみた。まずはメインから「クリスピー・チキン」。これはフレンチでよく出てくるダック・コンフィの鶏肉版。
カリカリに揚がった皮にはニンニクの風味が効いている 上、肉は脂がほどよく落ちている。意外にジューシーで、肉の下のフレンチフライと組み合わせるとビールが欲しくなる。見た目も味もパンチのある一品だ。
続いては「赤ワインのスパゲティ」。そばのような色のスパゲティだが、これは赤ワインを入れた湯でゆでているから。ひと口すすると、確かにお酒ならではの香りと深いコクを感じる。ニンニクがピリッと効いていて、次々と手が伸びてしまう。量が少ないのが残念だった。たまにはこういう雰囲気の中でランチしてみてもいいよね。
「Colonial Bistro」
営業時間 11時~22時 日休
場所 167/2 Soi 7, Sathorn Tai Rd. (ナラティワート・ソイ5入って30m右手)
電話 0-2679-0799、08-6800-6001
料金 ソフトシェルクラブのサラダ265B、クリスピー・チキン295B、赤ワインのスパゲティ325B、イエローカレー+フライドチキン165B