「オピウム・スパ・バイ・ソダシ」
今回訪れたのは、バンコクに長く住んでいながらも土地勘の薄いドゥシット地区。都心から乗ったタクシーから覗く街並みは、西へ向かうほどに時代を遡り、旧国会議事堂など叙情あふれる建物がいっぱい。
このホテル、ソフトオープンしたばかりの真新しい建物ですが、中に入ると古き良き時代にタイムスリップ。入り口の扉からレセプションのデスク、飾り棚の食器、扇風機に至るまで総アンティーク。
陽光を穏やかに反射する白い壁に囲まれ、大理石の廊下をヒールで鳴らしながら歩いていると、影絵のようにスタッフが現れて合掌。突き当たりの吹き抜けを鉄の階段で下ったところにあるスパに辿り着く頃には、すっかり貴婦人気取り。
かつての阿片工場をイメージしてOpium(阿片)と名づけられたスパは、遮光板に覆われた半地下の秘密めいた甘美漂う空間。そんな演出にうっとりしつ つ、我に返って肌状態に答えるアンケート記入後数あるコースから選ばれたのは、シグネチャーコース「SAMADARA ULTIMATE AGE-DEFYING FACIAL」。全コース、100%ケミカルフリーのオーストラリアのプロダクト、SODASHIのみを使ったトリートメントだが、105分間のこのコー スには世界3大伝統医学のひとつアーユルヴェーダが組み合わされているらしい。
最初のハイライトは、温められたローズクオーツを使ったAge-defyingクリームマッサージ。「恋と癒しの石」が深部にまでクリームを送り込み美肌を作ってくれる。
そしてもうひとつはマスク。ガーゼの上から塗られているときはヒンヤリだったのが、5分ほどでじんわり頭に汗をかき、温度が上がっていく。
こちらはくすみ、シミ、皺に効果があるそうで、肌内部が活性している感覚がたしかにある。全工程がこれで終了。
終了後ゆっくりシャワーを浴びてお化粧をした後、アユタヤから運んできたタイの伝統家屋をそのままレストランにした「Chon」でチャオプラヤー川を眺め ながらランチをいただき、帰りはホテル専用船でBTSサパーンタークシン駅まで30分間のクルーズ。船着場に到着し、貴婦人モードのまま船員の手を借りて 下船しかけたその時、「マダム、忘れ物!」。手渡された小さな紙袋の中身は、お土産に頂いた固まったマスクの私の顔型お面だったのでした。次は紳士と来れ ますように。

■内装/アロマキャンドルや蘭の花が置かれタイらしさが充満
■スタッフの対応/「今日は私にお任せください」の一言が安心感を与えてくれる
■施術前の気持ち/よし、委ねてみよう!
■施術中の気持ち/体の芯からリラックス。瞑想時に近い感覚
■施術後の気持ち/もう少しホテルにいて余韻を楽しんでから帰ろう
OPIUM SPA by SODASHI
場所 The Siam Hotel, 3/2 Khao Rd.
電話 0-2206-6999
営業 10時~22時 無休
HP http://thesiamhotel.com
SAMADARA ULTIMATE AGE-DEFYING FACIAL(105分)8500B(税サ別)。子ども用スパ、筋肉の緊張を緩和するムエタイマッサージ、7日間連続で行うDetoxifyコースなども あり。いずれも完全予約制。全5部屋完全プライベートルーム。








