バンコクの街角

国営直通バスでシェムリアップへ!

先週の土曜日からの3連休を利用し、タイ国営長距離バス運営会社トランスポート社が運行開始したバンコクーシェムリアップを結ぶ直通国際バスに乗ってシェムリアップに行ってきましたので、このバスについて書いてみたいと思います。

このバスの利点は何と言っても国境で乗換えが不要なことです。

 

昨年12月29日運行開始予定ということで、ダコログでもご紹介していました。

 

が、

 

出発前日に念のため問い合わせてみると、なんと運行開始は当初より大幅に遅れて2月21日だったようです。

なんとか運行はしているようだったので一安心。

しかし、当初予定していたバンコク発6時、16時の便は、9時の1日1本に減便されています。

予約可能かどうかを確認すると、予約は不可で当日早めに来てくださいとの回答。

これでチケットが買えなかったらどうすんだよ~!

と不安を抱きつつも、当日、出発1時間前の8時にモーチット・マイに到着。

席はまだ余裕があるようでほっと一安心。750B也。

106番のプラットホームから出発です。

これで4年振りのアンコールワットに行けるぞ!

と、ようやくテンションもUP!

 

バスは定刻通り出発し、朝食用にスポンジケーキとオレンジジュースが配られます。

タイ側の国境であるアランやプラテートに着いたのは午後1時頃。

車内でタイとカンボジアの出入国カードが配られ、ビザが必要な人だけ降車しビザを申請しに行くように促されます。

 

しかし、ここはまだタイ国内。国境を越えてからアライバルで取得できるはずなのになぜ?

 

と思いながらも、ビザを持っていなかった私とファランの2人で下車し、促されるままにエージェントらしき人に着いていくと、

 

結局連れて行かれたのは、ビザ申請代行のエージェントでした。

 

そして申請代金は1000B。

 

USドルでの支払いは受け付けていないとのこと。

 

ビザ申請料は800Bもしくは20USドルのはずなのに、これはおかしいとエージェントに問いただすと、「ウチはトランスポート社のこのツアーと正 式に提携しているエージェントだ。アライバルでも取得できるが、混雑していた場合は長時間待たなければならない。全員が揃わないとバスは出発できないか ら、ここでビザを取得しておかないと他の乗客に迷惑を掛けることになるぞ」と脅し半分で口説いてきます。

 

800Bが1000Bならそれほどひどいぼったくりではないし、混雑を避けるための手数料と考えれば高くはない。

かもしれないが、国営のバスツアーなのにちょっと納得いかないなと、ファランと2人で憤慨し、結局ここではビザは申請せず、通常通り出国後にアライバルで取得することにしバスに戻りました。

 

バスに戻ると、ひとりのタイ人乗客から「なんでビザを申請して来なかったの? あなたたちがビザの取得で何時間も待つことがあったら私たちも巻き添 えなんだからね!」と嫌味を言われてしまいました。言われるままにここでビザを取得するべきだったのか? ちょっと不安になります。

 

タイ側の出国ブースは、連休初日ということもあり、数百人の行列!

 

しかしここは国営バスツアーの本領発揮し、グループツアー用の出国ブースを利用し、行列には並ぶことなくあっという間に出国完了。

 

そしてビザが必要な私はビザ申請のため窓口へ、他の乗客はカンボジアの入国審査に先に向かいます。

 

懸念していたアライバルビザの取得ですが、

まったく混雑しておらず、ものの1~2分で取得できました!

これで皆に迷惑を掛けなくて済んだ~、とひと安心。

 

他の乗客が待つカンボジアの入国審査に着いてみると、これまた大行列で1~2時間待ちは必至です。

しかもここはツアーであっても並ばないといけないようで、皆ちゃんと並んでいます。

そしてここでまた、ツアー会社の人間が

 

「ひとり100B払えば並ばずに入国審査をパスできるように手配するが、どうする?」と聞いてきます。

 

個人的には、2時間もここで待たされるくらいなら100B払ってもいいかなと思い始めていたので皆に聞いて回ると、全員まぁいっかといった感じで、パスポートと100Bをツアー会社の人間に預け、バスで待機。

 

20分ほどで出国審査が完了し、ようやくシェムリアップに向けて出発!

入国後、お昼ご飯としてガパオガイとライスのお弁当が配られます。


18時頃、6号線沿いのエンプレス・アンコール・ホテルに到着。ツアーはここで解散になります。

復路のシェムリアップーバンコクのバスは、8時にここを出発します。チケットはこのホテルで事前に購入できるようです。

このホテルからオールドマーケット周辺のシェムリアップ中心部までは約5km。トゥクトゥクで3USドルです。何台か交渉しましたがビタ一文も下がりませんでした。

 

この日の夜は、たまたま年に1度のビッグ・パペットのお祭りだかなんだかで、パブストリート周辺はものすごい人で溢れていました。

大きいもので5m以上もあり、なかなかの迫力でした。

翌日はいよいよアンコールワット観光!

もの凄い観光客の数! 特に韓国人のツアー客が目立っていました。

どこにいても韓国語が耳に入ってきます。

 

アンコールワットは今も目下修復作業中で正面にグリーンのシートがかかっており、残念ながら正面入り口からは入場できなくなっていました。

頂上へ登るにもこの混雑。

せっかくだからと一応頂上まで登りましたが、降りるまでに1時間以上かかり、アンコールワットだけで3時間ほど、費やしてしまいました。

 

その後、アンコールトム、プリア・カンなど数箇所の遺跡を巡り、あっという間に夕方に。

 

夕日を見るためにトゥクトゥクの運転手に、定番のプノン・バケンではなくどこか人の少ない遺跡へ連れて行ってくれとお願いすると、着いたのが「プレ・ループ」。

全然人少なくないんですけど・・・

ここは特に日本人ツアー客が多かったです。

最近のツアーでは、ここに連れて行くのでしょうか?

プノン・バケンほど高くないため見晴らしはそれほどでもありませんが、地平線は見えます。

残念ながら太陽に雲がかかってしまい夕日を見ることはできませんでしたが、充実した遺跡巡りの一日を楽しむことができました。

 

復路を往路と同じく国営バスツアーで帰るか、それ以外の手段で帰るか悩みましたが、少しゆっくりしたかったため、旅行代理店で11時半発のロット・トゥーを手配しました。

12USドル也。

復路も国境で大混雑に合い、結局、バンコクに着いたのは22時過ぎでした。

さすがにロット・トゥー11時間は堪えます。

これなら少し出発が早くても国営バスツアーで帰れば良かったとちょっと後悔。

値段は、倍しますが快適度は数倍です。

次回、陸路で行くことがあれば再度国営バスツアーを利用したいと思います。(NA)

 

 

 

 

 

 

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