本帰国の準備に追われるたくさんのご家族を目にする時期がやってきましたね。引越し準備に加え、タイ料理食べ納め、ゴルフし納め、マッサージし納めなど、タイでしかできなかったことを帰国前にやっておこうと大忙しの皆さん、タイでの投資し納め、お忘れではありませんか?
日本への送金、ちょっと待って!
帰国間際のタイムリミットに迫られての送金は、送金時のレートが必ずしも好ましいとはいえないという為替リスクが大きくなります。残っているタイバーツは日本に送金するのではなく、日本国外での運用に回した方が、日本に帰ったら手にすることができない多くのメリットを得ることができます。
帰国したらできない投資① 海外生命保険
一般的に、保険料に対して高いパフォーマンスを誇る海外生命保険。厳しい規制のもと、運用の多くを日本国債に依存せざるを得ない日本の生命保険はどの商品も酷似していますが、海外の生命保険は実に様々な選択肢があることも魅力です。帰国したら、海外生命保険には原則契約できません。
帰国したらできない投資② 共同名義での運用
日本国内の銀行や証券会社等では「共同名義」での契約は基本的にありませんが、海外(特にオフショア)では、円滑な資産継承や利便性といった目的で、夫婦や親子での共同名義で金融資産を保有することが可能。共同名義にすることの一番わかりやすいメリットは、ご夫婦のうちのどちらか(親子の場合は親)が亡くなってしまったときの相続対策になることでしょう。
帰国したらできない投資③ 一括管理型口座を持つ
日本だけなく、米国、英国、香港など世界の主要取引所に上場する株式やETF等は、安定しながらも高いリターンが期待できる魅力的な金融商品ですが、個人が投資するには非常に高いハードルがあるのが現状。しかし、一括管理型口座を開設することで、これらに投資することが可能になります。日本居住者は口座開設できませんが、タイにいるうちに開設すれば、帰国後も継続して保有運用することが可能です。
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CEO リチャード・ケイン
カナダのコンコルディア大学で金融学を専攻後、これまでアジアを中心に20年以上、金融コンサルティングに従事。
コンサルの一言
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