マンダリンオリエンタルのThe Bamboo Barは、タイの酒造会社Independent Wine & Spiritとともに「ネグローニ・エイジング ローンチパーティ」を開催します。「ネグローニ・エイジング」は、The Bamboo Barのミクソロジストが手がけたクラシックなイタリアのカクテル「ネグローニ」を特別な木樽の中で発酵させたものです。ローンチを記念して、ジャズの演奏にのせて、タンゴワールドチャンピオンシップからジュリエッタ・ビスシオーネとロベルト・カステロが情熱的なダンスを披露します。
ネグローニはフロレンス町で生まれました。カミーノ・ネグローニ伯爵が愛飲しており、カンパリとベルモットで作る「アメリカーノ」というカクテルのソーダの代わりにジンを入れたものです。香りのよさから食前酒としてイタリアで人気を博し、清清しい味わいのためその後、食後にも飲まれるようになりました。ネグローニのレシピは長きにわたって変わることがありません。今はバーで大人気の飲み物となり、様々なカクテルバーがこのクラシックカクテルを紹介しています。
発酵するネグローニは、アルコールの作用によって木樽の色と味が染み出てきます。それによってカクテルの味がよりいっそう際立ちます。まったりとした味わいは、高級なカクテルを飲んだときのようです。木樽の中にあることで変化が起こり、甘みが加えられ、やわらかな味わいになります。さらにほかの酒類と混ぜたときにも芳醇な香りを添えてくれます。この「ネグローニ・エイジング」をサーブする際にはオレンジの皮を絞り、爽やかな香りをプラスし、お届けします。