今週、毎年恒例の『歩くバンコク』刊行記念パーティーを開催しました。
タイ在住者の知恵と労力を結集して作る、現地密着型ガイドブックの『歩バン』。その影には毎年、暑い時期に汗水たらしながら街の隅々を歩き回って地図チェックしてくれる方、普段の食べ歩きで得たお店情報を惜しげもなく提供してくれる方など、さまざまな方の協力があります。
最近ダコで日本のガイドブックや雑誌の仕事も引き受けるようになって、さまざまな媒体の作り方を知りましたが、これだけは断言できます。「こんなに多くの在住者が関わっているガイドブックはない!」と。皆さんのご協力あっての『歩バン』です。
そんなわけで、協力者の皆さんに感謝するため、毎年刊行記念パーティーを開催しています。
最初のうちは都内のさまざまなレストランやカラオケのパーティールームを借りてやっていたのですが、数年前にダコ編集部で行うようにしたところ、これがほかでやるのとは違うアットホームな雰囲気でした。
さらに、ダコのタイ人がグルメ揃いのため、「このガイヤーンはラマ○世通りので、あっちのピザは○○っていう人気店の~」といろんな店のおいしいどころ取りをした料理で、なかなかの好評ぶり。それ以来、刊行パーティーはダコオフィスで開催しています。
今年のタイ料理は「Kab kaaw Bangkok By.Chef's Kitchen」にケータリングを注文。こちらは日本人女性と結婚したタイ人男性がやっているタイ料理レストランなのですが、現在は本格的にお店をオープンする前の準備・練習期間として、自分たちが住んでいる家の一室を利用して、1日1組のみ、完全予約制の小規模レストランをやっています。
普段はこんなおしゃれで可愛い部屋で、足を伸ばしながら自宅気分で食事できます。
ここのシェフの作る料理が本当においしい! 実はこの夫妻とは古くからの友人で、ちょくちょく料理を味わう機会があるのですが、どのメニューの味も間違いない! オーソドックスなタイ料理のようでありながら、シェフならではの工夫も凝らされていて、食べていて楽しくなるんです。
これを協力者の皆さんに味わってもらおうと、ケータリングを依頼しました。その量実に50人前!
彼らにとっては初の大仕事だったようで、かなり張り切って料理を用意してくれました。
今回のパーティーでは「Tシャツ・ワークショップ」なるものも開催。
ダコ本誌「ブンに訊け!」のブンが考案したもので、白地のTシャツにクレヨンで絵を描いてオリジナルのTシャツを作る、というもの。
クレヨンで描いた後は、アイロンがけすると色が定着するのだとか。
絵柄は予め数パターンの紙型を用意、Tシャツの下に敷いて、なぞるだけで描けるようにしています。
これもけっこう好評で、日タイのスタッフが混じり合ってわいわいとお絵描きに興じていました。
そんなこんなで、今年の刊行記念パーティーも無事に終了。
これが終わると、ようやく肩の荷が下りて人心地ついた気になる歩くバンコク編集担当Fでした。(F)
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