バンコクの街角

「微笑みの国」は変わったのか?

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今月上旬は日本に帰ったり、ホーチミンシティに帰ったりと、2週間ほどバンコクにはいませんでした。日本への帰国は4カ月ぶり、ホーチミンシティは1カ月ぶり。今回はバンコクを離れ、改めて感じたことです。

日本のお店にはいると、相変わらず過剰ともいえるサービスでもてなしてくれます。外国にしばらく住んでいると、この日本の「おもてなし」に新鮮な感動を覚えると共に、何か恐縮してしまい、正直ちょっと気疲れしてしまいます。
一方、ベトナムのホーチミンシティはというと、こちらも相変わらずで、とにかくフレンドリー。初めての店でも昔からの常連のように接してくれます。本当に常連になっても、最初の頃と対応があまり変わりません。まぁ、悪く言えば馴れ馴れしい。ひとりでゆっくりコーヒーを飲みたいのに、ベラベラと話しかけてくる時は、ちょっとめんどくさい。でもその屈託の無さに癒されることも多いのです。
そしてバンコク。昔は前述のベトナムほどではなかったけれど、それに近い感じだったように記憶していました。でも今回バンコクに滞在し、個人的には少しだけよそよそしくなったような気がしているのです(あくまでも個人的感想です)。
実は11月中旬に、仕事でラオスに行きました。ウドンタニまでは飛行機で、そこからは陸路でヴィエンチャンに行ったのですが、ノンカイから友好橋を渡りヴィエンチャンに入った瞬間、なぜか「ホッと」したのです。10数年前、日本からバンコクのドンムアン空港に降り立った時と同じ感覚でした。自分でもビックリしました。「なぜこんな気持ちに?」。それは多分それだけタイ(バンコク)が発展し都会になったからではないかと自分なりに考えてみました。
バンコクのタイ人に、少しよそよそしさや、ピリピリしたものを感じるのは、それが理由なのかも知れません。経済が発展し、生活も豊かになる。お金に余裕が出てきた反面、精神的な余裕は少しだけ無くなったのかも。上から目線と思われるかもしれませんが、決してタイの発展を否定しているわけではありません。それとこれは断言しますが、決してバンコクで嫌な思いをしたわけでもありません! ただ、経済が発展するとどうしてもそうなってしまうのかな、と。
とは言ってもそこはタイ人、日本人みたいには絶対にならないだろうし、もちろん日本ほどのストレス社会でもない。相変わらずのお気楽感も漂っていて、居心地もいい。
このニュアンスを言い表すのはとても難しいのですが「微笑みの国」の微笑みが、ほんの少しだけ薄れたように感じている今日この頃ですが、他の皆さんや長く住んでいる方はどのように感じているのでしょうか?(Jun)

 

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