6月5日号の特集は「ぶらり路線バスの旅」。BTS駅前のバス停から路線バスに乗って、バンコク近郊の名所にワンデートリップしてみました。
その特集取材の中で、個人的に一番の収穫だった、そしてそれにもかかわらず、誌面では積極的には紹介できなかったのが、この「Chit Beer」というお店です。タイでは新聞・雑誌・TVなどでのアルコール類の宣伝には厳しい規制が掛けられているため、写真ナシでの紹介しかできませんでした。
その点ネットなら、当のアルコール類メーカーも自社のHPに製品情報を載せまくっているのでOK! ということで、こちらにて簡単に紹介させていただきます。
この「Chit Beer」は2012年12月からノンタブリー県クレット島で製造・販売しているクラフトビール(地ビール)。「HOME BREWERY」と上の看板にある通り、店内に醸造・熟成用のタンクを置いて、お店の中でビールを作っています。
タイ産のクラフトビールというと、「タワンデーン」(ラマ3世通り、ラムイントラ通り)や「カントリープレイス」(フューチャーパーク・ランシット)のような大手のビアホールや、シンハービールが直営している「EST.33」(CDC、The Nine)のような大きな店ばかりのイメージだったのですが、まさかこんな所でクラフトビールと出会うとは! 喜びのあまり小躍りしながら店に入りました。
が……。午後4時の時点で満席!
すでに口コミでかなりの人気を得ているようです。欧米人のお客も何組かいました。
この時間でビールを飲んでいるということは長時間まったりする客ばかりだろう、と思ってこの日は瓶ビールを買って退散しました。
「Chit Beer」で製造しているビールは全部で5種類。そのうち、写真左からKolsh、Porter、IPAが瓶入り、Amber AleとPale Aleが樽出し生ビールとして販売されています。瓶ビールは1本100B。
さっそく3本を飲み比べしてみました。
IPAはもともと苦味が売りのビールですが、ここのIPAも苦味強し。なのに後味がけっこう爽やかです。IPAをひと口飲んで口がひん曲がりそうになった後、水をひと口飲むと、苦さがフッと消えて次のひと口が欲しくなります。
Porterはいわゆる黒ビールですが、個人的にはもっとコクがあった方がいいです。
Kolshは、日本人が一般的に飲んでいるピルスナーやラガービールに近い見た目と味、ですがちょっと薄めで物足りません。
どれも日本の地ビールに比べるとちょっと個性が薄めな気がしましたが、それでも、コンビニで売っているビールとは違った個性があるので、いつものビールに飽きた時に飲むといいアクセントになりそうです。今度は早めに行って、樽出し生の方を堪能したいですね。
お店のFacebookページはこちら。営業時間や休みは在庫状況しだいなので、もし行かれる場合は、Facebookページで最新の在庫状況を確かめてみてください。そうそう。お店の行き方は、クレット島の船着場に着いてから左の道をずんずんと進んだ所にあります。
タイではあまり聞きませんが、もしかしたらほかにもクラフトビールがたくさんあるのかもしれませんね。(F)
※写真はおおよその場所です。








