メイク・ミー・ヤンガー コース「コーセー・ビューティー・センター」
日本では、年齢不詳の若々しい30代後半以降の女性を差す「美魔女」なる言葉が巷をにぎわせ、エイジレス対策は妙齢の女性にとって重要課題になっている。
コーセー・ビューティー・センターは伊勢丹の2階、婦人服売り場の化粧室近くにある。
コーセーは昭和23年に誕生。日本の化粧品業界では資生堂、カネボウに続くシェアを持つ。タイに進出したのは1984年。その後、店頭販売での人気が高まり、今から20年前に現在の場所でビューティー・センターがオープンした。
ビューティー・センターの入口はこじんまりとしているが、中に入ると全7室が廊下の左右にある。更衣室でキュートなデザインのコットンドレスに着替え、トリートメント室に向かう。
「メイク・ミー・ヤンガー」コースはコーセーの最高級ブランド、コスメデコルテを全工程で使う。女優、松嶋奈々子がイメージキャラクターだ。
施術時間90分の内容は、クレンジング→トナーで水分補給→フェイシャルマッサージ→リフトアップマスク→基礎化粧品で肌を整えて終了。エステティシャンのチーフアモンさんに聞くと、終了時には肌のハリとつやがアップしているはず、らしい。
工程の中でも、特にマッサージの時間が長かった。使われていたのは「AQ フェイシャル ピュアオイル N」と「AQ MWマッサージクリーム」。
オイルは、3種のオーガニックオイルを含む25種類もの植物から採取した厳選のボタニカルオイルを配合。年齢とともに減少する皮脂の再生を高めるのだとか。
クリームは、ビタミンEを含んだオーガニック米の胚芽油をはじめとした4種のオーガニックオイルを配合。水を一滴も使わない100%オイルベースのクリームで、潤いを醸成するらしい。オイルに続いて、白檀の香りにやわらかい気持ちが訪れた。
最後は、「AQ クリスタライズ リフト マスク」を使ったパックタイム。くすみをなくし、明るさとハリを与えてくれるという。ここでもハーブの香りが鼻腔をくすぐる。
総勢エステティシャンは10名。当時からのスタッフも少なくない。みんな長く働くのだそうだ。チーフのアモンさんも開業時からのメンバー。マッサージも評判らしく、「体が凝っている駐在員のお客様も多いんですよ!」と胸を張る。
■内装/シンプルで清潔
■スタッフの対応/落ち着いて堂々としている
■施術前の気持ち/どこまで若返るのか!? 何かに挑む気分
■施術中の気持ち/顔の筋肉を押す強めのマッサージに期待大!
■施術後の気持ち/気分リフレッシュ! すっきりしたなぁ、もう
KOSE Beauty Center
場所 2nd Fl., Isetan 無休
営業 10時~21時(予約受付:~19時)
電話 0-2255-9826、日本語予約センター0-2613-0663
メイク・ミー・ヤンガー・コース90分2500B、アンチエイジング・コース90分1550B、ホワイトニング・コース90分1280Bほか