今号の読者からのご相談
(前略)先日、ロータス・オンヌット店でビール大瓶1ケースを購入しました。
店員さんが腕時計で時間を確認し、レジ処理をし、お会計を済ませて店を後にしようとしたところ、警備員のおばちゃんにレシートの確認をされました。
するとなにやら頭を抱え、捲し立てられましたが何を言っているのかわからず。
どうも販売解禁時刻(17:00)の前(16:58)にレジを通してしまっていたらしく、問題があるとのこと。
サービスカウンターで大勢の店員さんが話し合い、最終的に私がビール大瓶4本を追加購入することで解決(?)しました。
タイ語が完璧でなく、店員さんに尋ねてもわからなかったので、今回投稿させていただきました。
以下、教えてください。
①販売禁止時間内にビールを購入すると店側、客側に何かペナルティがあるのでしょうか?
②どういった基準でビール4本になったのでしょうか??
その時のレシートを添付させていただきます。
以上。よろしくお願いします。(タイに来て1年半になるROKI)
酒販売に7種の許可
お酒の販売について調べ、ロータスに連絡して新たな知識を得ました。
お酒の販売は必ずしも「11時~14時と17時~24時までの間だけ。それ以外の時間はダメ」というわけではなかったのです。
お酒の販売には政府の許可が必要で、その許可は7種類あります。
全種類のお酒を完売できる、タイ産のお酒しか販売できない、24時間販売できる、前述の時間しか販売できない、いつでも販売してもいいが1回の販売で10リットル以上、10リットル未満……。
これらの要素が組み合わされて7種類の販売形態があります。
10リットル超えで可
ロータスやマクロは
「全種類のお酒をいつでも売れるが1回の販売は10リットル以上」
「全種類のお酒を売れるが1回の販売が10リットル未満の場合、前述の時間しか販売できない」
というライセンスを持っていました。
ROKI さんは12本+4本で10リットル以上になりました。これがなぞの正体です。
ご質問の①ですが、店側のみに4000B以下の罰金か2年以下の禁固刑またはその両方です。
ロータス・オンヌットの対処法は傑作ですね。

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