Contents
- 1 象(ゾウ)乗りが体験できる! バンコク近郊8大スポット
- 2 ナコンパトム県 「サームプラーン・エレファント・グランド&ズー」
- 3 アユタヤー県 「アユタヤー・エレファント・パレス&ロイヤル・クラール」
- 4 ラーチャブリー県 「ダムヌンサドゥアック・エレファント・ビレッジ」
- 5 チョンブリー県 「パタヤ・エレファント・ヴィレッジ」
- 6 プラチュアップキリカン県 「フアヒン・エレファント・ヴィレッジ」
- 7 カンチャナブリー県 「タウィーチャイ・エレファント・キャンプ」
- 8 スリン県 「エレファント・ヴィレッジ&スタディ・センター」
- 9 <北タイのおすすめ象体験プラン>
- 10 チェンマイ象オーナー1日体験!
- 11 チェンマイの秘境で生まれたての象とチルアウト
- 12 チェンライの高級リゾートで象の野生の姿を垣間見る
象(ゾウ)乗りが体験できる! バンコク近郊8大スポット
タイの象徴ともいえる象だが、意外と象乗りができる場所は多くない。
「象に会いたい!」と思ったときにオススメのエレファント・キャンプをバンコクから近い順に一挙公開!
ナコンパトム県
「サームプラーン・エレファント・グランド&ズー」
[バンコクから50分!]園内には、象が30頭以上もいて、敷地内を巡る象乗り以外にも象やワニのショーも楽しめる。
営業時間 8時半~17時半 無休
料金 1人600B/30分、入場料:大人600B、子供350B ※象乗りは10時~13時、14時半~15時
HP www.elephantshow.com
FB samphran.elephantshow
場所 ナコンパトム県サームプラーン郡
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アユタヤー県
「アユタヤー・エレファント・パレス&ロイヤル・クラール」
[バンコクから1時間10分!]歴史公園内の遺跡群を象と一緒に巡る旅。土日には、「幸運になれるかも!? 象の腹くぐり」といったアクティビティーも。
営業時間 9時~17時 無休
料金 大人200〜500B、子供(110cm以下) 100~250B/7~30分
HP www.changdee.com
FB elephantpalaceth
場所 アユタヤー県
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ラーチャブリー県
「ダムヌンサドゥアック・エレファント・ビレッジ」
[バンコクから1時間20分!]有名な水上マーケットからもほど近い象の村。森の中、川の中を歩いていく、スリリングな象乗りルートを楽しめる。
営業時間 8時~17時 無休
料金 大人600B、子供(100cm以下)300B/20~30分
FB banchang032
場所 ラーチャブリー県ダムヌンサドゥアック
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チョンブリー県
「パタヤ・エレファント・ヴィレッジ」
[バンコクから1時間50分!]象のレスキュー&リハビリセンターを兼ねる。象乗りの料金がほかと比べて高額だが、入場料を含めて象たちを救うために使われる。
営業時間 8時半~18時 無休
料金 1人1600 B/45分、象のショー700B(60分)※観客40人未満の場合、ショーはなし
HP www.elephant-village-pattaya.com
FB elephantvillagepattaya1
場所 チョンブリー県パタヤ
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プラチュアップキリカン県
「フアヒン・エレファント・ヴィレッジ」
[バンコクから2時間40分!]市内からほど近く、観光のついでに行きやすい立地となっている。ダムヌンサドゥアックのエレファント・ヴィレッジと同じグループだ。
営業時間 8時~17時 無休
料金 大人1000B、子供(7歳未満)600B/1時間、大人600B、子供400B/30分
FB 181027295797835
場所 プラチュアップキリカン県フアヒン郡
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カンチャナブリー県
「タウィーチャイ・エレファント・キャンプ」
[バンコクから2時間40分!]自然の中を歩く象乗りのほか、象と一緒に川で水浴びファできる「象シャワー」。豪快に水を掛けられるので、要注意!
営業時間 8時~16時半 無休
料金 1人600B/30分
HP http://taweechaielephantcamp.com
FB taweechaielephantcamp
場所 カンチャナブリー県
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スリン県
「エレファント・ヴィレッジ&スタディ・センター」
[バンコクから6時間10分!]象祭りの開催地であるスリン県にある、タイ国内最大のエレファント・キャンプ。象乗りのほか、お絵かきやフラフープなとのショーも。
営業時間 8時~16時 ※スリンの象祭りの際は1週間休み
料金 1人200B/20分、象のショー100B(10時~、14時~)
HP www.surinpao.org
場所 スリン県タクラーン村
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●毎年11月に開催されるスリンの象祭り
タイ東北部スリン県で開催され、タイの3大祭りにも挙げられる歴史ある祭り。スリン県内だけでなく、全国から200頭以上の象が集まる。前日の象の朝食から始まり、当日は象のパレードや、象と人との綱引き、サッカー、障害物競走、お絵かきなど数のショーが繰り広げられる。クライマックスはアユタヤー時代の、対ビルマ(ミャンマー)の戦いを再現したショーだ。
日程 2019年11月15〜17日(11月第3週の土日)
FB Surin.elephant.Festival
場所 スリン県エレファント・ショー・スタジアム
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<北タイのおすすめ象体験プラン>
チェンマイとチェンライ県には象と触れ合うアクティビティーがたくさんある。象ライディング(象乗り)だけではない、象のことがさらに好きになるひと味違う触れあい体験を紹介!
チェンマイ象オーナー1日体験!
@パタラ・エレファント・ファーム
今、タイには約5000頭の象が人間の保護の元、認識されている。かつてはバンコク都内でも象が歩いて家を回る景色を見ることができたが、今バンコクにいる象はわずか15頭ほど。象の3分の1は北タイにいるといわれている。
チェンマイ県にある「パタラ・エレファント・ファーム」は、象の保護からヘルスケア、出産までを助ける象のプライベート・キャンプ。ここでは、象の1日オーナーになれるという夢のプログラムを提供している。
「象に健康でハッピーでいてほしいと思い、このキャンプを設立しました。象の寿命は人間の寿命と同じくらい。私たちは自分たちの家族をケアするように象と触れ合っています。象の生態を勉強し、触れ合いを通して訪れる人みんながファミリーになりますよ」とオーナーのブンさん。
自然豊かな森の中で生まれたばかりのやんちゃな子象と触れ合った後は、象の性格を知り尽くしたスタッフが、訪れた人と相性のいい象をマッチング。例えば、子供には優しい性格の象を、大柄な男性にはちょっとやんちゃな子を。この日1日は1頭の象のオーナーになれるのだ。自分の象にエサをあげたり、水浴びのお手伝いをしたり、森の中をお散歩したりして過ごす時間は、象好きにはたまらない。象との別れの時間がたまらなく寂しくなるほど濃密な時間を約束してくれるだろう。
Patara Elephant Farm
電話 09-8549-3644
HP www.pataraelephantfarm.com
料金 エレファント・オーナー・フォー・ア・デイ(7時半~14時半)1人5800B ※ランチ込み
場所 チェンマイ県ハンドン郡
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チェンマイの秘境で生まれたての象とチルアウト
@タイ・エレファント・ホーム・ナーサリー
北タイで象を操るのは昔から象との関わりが強いカレン族の人々。かつて、象は山地に住むカレン族の仕事の相棒として伐採された木の運搬などを行っていたが、時代は変わり森林の伐採は禁止され、失業した象の受け 皿として観光客を相手に働くようになった。象の過酷な労働や虐待は、タイの社会問題のひとつだが、象との友好な関係を築いているエレファント・キャンプのひとつが「タイ・エレファント・ホーム」だ。
チェンマイでエレファント・キャンプを営むカレン族のジョーさんは、祖父の代から家で5~6頭象を飼っていたというが、運搬の仕事が減ってきた30年ほど前からは、象との触れ合い体験を提供する観光の仕事にシフトした。
エレファント・ホームは、象とのアクティビティーを体験できる場所だが、今回訪れたのはここで生まれた子象や病気の象の休息場所である「タイ・エレファント・ホーム・ナーサリー」。
エレファント・ナーサリーは、市内から山道を走らせること40分ほどの手付かずの自然が残された人里離れた場所にある。360度を森に囲まれた広大な敷地内は、オーガニックで 野菜や米を育てる田畑があり、象の遊び場である小川が流れ、親子の象がのんびりと過ごすまるで桃源郷のような場所。アクティブに過ごすのも楽しいが、象のいる自然の中で日長のんびり過ごすのもいいだろう。ここでは、象と空間を共有しながら、自然に身を任せて「何もしない」を選ぶのが正解だ。
Thai Elephant Home Nursery
電話 08-9434-2047
HP http://thaielephanthome.com
料金 1日プラン3200B/1人(ランチ・シャワー込み)、 宿泊1泊4500B~
場所 チェンマイ県メータングン
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チェンライの高級リゾートで象の野生の姿を垣間見る
@アナンタラ・ゴールデン・トライアングル・エレファント・キャンプ&リゾート
タイとラオス、ミャンマーの国境付近のゴールデントライアングルと呼ばれる地域に立つ高級リゾート「アナンタラ・ゴールデン・トライアングル・エレファントキャンプ&リゾート」。このリゾート内には伝統的な象使いの村を再現したエレファント・キャンプがある。ここは、ゴールデン・トライアングル・アジア象基金が管理する象と象使いの家族のための住処。基金では人と共生する象はもちろん、野生の象の生活の両方の向上を目指し、リゾートの宿泊者は象使いと一緒に象をお世話したり、象のふるまいなど、アクティビティーを通して学ぶことができる。
「かつて象は森林に生息していましたが、国が急速に発展する中で自然が減り、象の住処が奪われて街に降りてきて人間と戦ってきた 歴史があります。私たちは象と人間のサスティナブルな関係を築いていきたいと願っています。象と触れ合うことでその生態を知り、象と恋に落ちてほしいと思っているんです」。そう話すのはリゾートで象の研究を行うウーさん。
「象を好きになるにはまずは知ることから」との想いから作られたのが、「ウォーキング・ウィズ・ジャイアンツ」プログラム。竹林の小道やリゾート内を流れるメコン川などを象と一緒に散歩するコースは、象が楽しそうに川を泳いだり、そこら辺に生えている葉を食べたり、おならをしたり……そんな象のありのままの姿を見ることができる。象に恋せずにはいられない時間がここにある。
象好きならば一度は訪れたい
「アナンタラ・ゴールデン・トライアングル・エレファントキャンプ&リゾート」は、街の喧騒から離れた自然豊かな広大な土地の中にひっそりと佇むチェンライ屈指の高級リゾート。メコン川の向こうにはミャンマーとラオスの国境を臨むことができる、旅情をそそるリゾートだ。
ここの一番の自慢はエレファント・キャンプに住む25頭の象と触れ合えるプログラムだが、魅力はほかにも様々にある。
ランナースタイルの室内では、ゴールデン・トライアングルの景色を眺めながらリラックスして過ごしたい。食事もバラエティに富んでおり、イタリアや地中海料理をいただけるメインダイニング「バーン・ダリア」ほか、北タイ料理のオープンエア・レストラン「サラ・メナム」「エレファント・バー」など豊富なラインナップ。
エレファント・バーでいただきたいのが、象のフンから取れるコーヒー豆で淹れた1杯。象のエサにコーヒーの果実を与えて、象の胃の中で発酵させたコーヒーは、世界でも飲める場所が限られている幻のコーヒーだ。
象のことがさらに好きになるアクティビティーに象コーヒー。象好きを語るなら、こちらのリゾートで、象にまみれた休暇を過ごしに一度は訪れるべし。
Anantara Golden Triangle Elephant Camp&Resort
電話 0-5378-4084
HP www.anantara.com/en/golden-triangle-chiang-rai
料金 ゴールデン・トライアングル・ディスカバリー・パッケージ3万5000B~(食事3食、アクティビティー込み大人2人分)
場所 チェンライ県チェンセーン郡