2014年5月5日発行のダコ384号の特集は「伝統を知り、新しきを知る タイの陶磁器今昔物語」です。
在住者・旅行者に人気のタイの伝統工芸品である陶磁器。
今回の特集では、ベンジャロン、セラドン、サンカローク、ブルー&ホワイトを
中心に、タイのセラミック事情、陶芸業界を紹介していきます。
そのハイライトのひとつがワンデートリップにも使える工房見学。
一足お先に、見学に行ったセラドン工房、
「ポン・シーナコン・セラドン」の様子をご紹介します。
オーナーのポンラックさんと窯
絵付けセラドンがこちらの工房の特色です
ベンジャロン風のセラドンなんかもありました
エラワン博物館(サムットプラカーン県)では、
ベンジャロンの破片を使ったモザイク模様がありますが、
こちらはセラドンの破片を使ったモザイク模様
取材スタッフは、絵付け体験もさせてもらっていました
窯から出てきたばかりのセラドンは、空気に触れることで冷却されて、
ひびが入っていくのですが、そのとき、
「キン・チン・チリン、キン・チン・チリン」とさわやかな音が鳴ります。
窯のそばにいると、出てきたばかりのセラドンが奏でる
涼しげな音が鳴り響いていました。
と言うわけで、長くなりましたが、今回の動画予告編は、
このセラドンのひび割れていく音をお届けします。
(ちょっと雑音が多いですが……)
こちらの工房は、バンコクから車でわずか1時間。
タイ北部に多いと思っていたセラドン工房ですが、
意外と、近くにもありました~。
場所や詳しい行き方は本誌をご覧になってくださいね!