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タイ王女が手がけるラグジュアリーブランド 「SIRIVANNAVARI 」2026年春夏コレクションを発表

ミラノでも話題に

タイ王室メンバーであり、デザイナーとしても国際的に活躍するシリワンナワリー王女が手がけるファッションブランド「SIRIVANNAVARI」が、2026年春夏コレクションを発表した。本コレクションは2025年9月ミラノ・ファッションウィークでも披露され、タイ発ラグジュアリーブランドとして世界のファッションシーンから大きな注目を集めた。

ミラノでの発表を経て、2026年3月にはバンコク・サイアムパラゴンにてランウェイショーを開催。王室が手がけるブランドとして、当日はタイ国内の著名人、ファッション業界関係者、インフルエンサーやセレブリティが多数来場。タイ国内のみならず、海外メディアからも注目を集め、 “タイ発ラグジュアリー”としての存在感を強く印象づけるショーとなった。

王女でありデザイナー——シリワンナワリー王女とは?

シリワンナワリー王女(正式名:シリワンナワリー・ナリラットラーナ王女)は、タイ王室の一員としての公務を担う一方で、ファッションデザイナーとしても世界的に高い評価を受けている存在だ。

父は現国王のラーマ10世。王女はその立場にとどまらず、自らの感性とビジョンをもとに、タイ文化の魅力をファッションという形で世界へ発信し続けている。

その活動は単なるデザインにとどまらない。地方に受け継がれる伝統織物や染色技術の保護・発展、職人の育成支援、さらにはサステナブルなものづくりの推進など、文化的価値の継承と発展にも深く関わっている。伝統と未来をつなぐ存在として、王女は“タイの美”そのものを体現するクリエイターと言えるだろう。

2005年にスタートしたタイ発ラグジュアリーブランド

「SIRIVANNAVARI」は“エレガンスとクラフツマンシップの融合”を軸に、ウェア、バッグ、アクセサリーなど幅広いコレクションを展開している。

最大の特徴は、タイの伝統技術と西洋のテーラリングを掛け合わせた独自のデザインアプローチ。繊細な刺繍や織物、染色技術などを取り入れながらも、現代のライフスタイルに調和する洗練されたシルエットを実現している。

また、パリやミラノといった世界的なファッション都市での発表を重ねることで、“タイ発ラグジュアリーブランド”としての確固たる地位を築いてきた。近年では、Atelier & Academyを通じた人材育成や技術継承にも注力し、ブランドとしての社会的意義も高まっている点も注目に値する。

2026年春夏コレクション「The Eternal Nautilus」

今回のコレクションのテーマは「The Eternal Nautilus」。海の神秘や生命の循環からインスピレーションを得た本作では、有機的なフォルムや流れるようなシルエットが印象的に表現されている。軽やかに揺れるファブリック、透け感のあるレイヤード、光を繊細に反射するディテール——。それらが重なり合うことで、まるで海の流れや生命の動きを感じさせる幻想的な世界観を生み出している。

さらに、藍染めや手織り、クロシェ編みといったタイ各地の伝統技術を取り入れることで、ローカルの価値をグローバルなファッションへと昇華。クラフツマンシップと現代的デザインの融合が、コレクション全体に奥行きと説得力を与えている。

世界が注目する理由

シリワンナワリー王女のデザインが評価される理由は、“伝統を守る”だけでなく、“現代へと進化させる”点にある。
✔ 世界基準のファッションとして成立しながら
✔ 同時にタイの文化的アイデンティティも強く感じられるという、他にない独自性を確立している。
また、サステナビリティや文化継承といった社会的テーマにも真摯に向き合う姿勢は、現代のラグジュアリーブランドに求められる価値観とも合致している。

今後、このブランドがどのように進化し、どのような“タイの美”を見せてくれるのか——。引き続き注目していきたい。

(文/さっちぃ)

公式ウェブサイト Instagram

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