2013年8月5日発行のダコ366号の特集は「知られざる素顔に迫る! タイ警察大解剖」。
できればお世話にはなりたくないけれど、実は交通整理や治安維持などで平和な生活を支えてくれているタイ警察についてご紹介します。
ちなみに、タイ警察では広報や防犯アピールのためにさまざまな動画を公開していることでも有名です。ツーリストポリスが観光促進のために韓国のスーパーアイドル・スーパージュニアのダンスカバーをしたり、ソンクラーン期間中の飲酒運転防止のために婦人警官チームがダンスした動画は日本でも少しニュースになったので覚えている人も多いかも?
今回ご紹介するこちらはアンチャリー警察少佐(あだ名:エー先生)による「女性のための防犯講座」シリーズ。その中でも特に役立ちそうな「女性一人でタクシーに乗るときの注意」です。サスペンスドラマ仕立てで、なかなか凝っています。
タイ語のみなので、内容を解説します。
女性が一人でタクシーに乗る際に注意すべき事は以下の3つ。(実際には3つ以上ありますが、動画内では3つに分けて説明しています)
1. まず、露出の少ない格好をすること。
座る際は必ず運転手が手を出せない真後ろの座席にすること。助手席や後部座席の左側には座ってはいけない。
2. 必ず乗った車のメーカーとナンバーを記録しておくこと。
スマートフォンで写真を撮って、家族や友達にメッセージで送るといい。
3. 車に乗ったら家族や友達に電話でずっと話しながら車の色やナンバーを伝えたり、今どこを走っているかを逐一伝えること。
電話代が気になるかもしれないけど、それよりも身の安全のほうが大事。
運転手が口説いてきても、「すみません、いま電話中なので」と言って会話を打ち切ることができます。
万が一、車から逃げ出す時は右側のドアではなく、左側のドアから降りること。右側から降りると運転手に近いので、すぐに捕まってしまう。
エー先生のYoutubeチャンネルにはほかにも「引ったくりの注意」「駐車場での注意」などがアップされているので、特に女性は一度目を通しておいてみては?