ラムカムヘンの我が家からほど近くにある、うまい店を見つけ出して紹介するこのシリーズ。今回は、車で10分くらいのところにある、タウン・イン・タウンのシーフードレストラン「オップ・アロイ」です。
タウン・イン・タウンはラップラオ通りソイ94からくねくね入っていくとある、シーワリー通りを中心とする一体の愛称で、おしゃれなお店が続々と登場している(わが家にとって)注目のエリアなのです。結構タイ人もいろんなところから車を飛ばしてここに食べに来ているという話もちょこちょこ聞きます。
本来であれば、我が家から車で10分くらいなのですが……、この日、ラムカムヘン通りからタウン・イン・タウンへと向かう道の橋が保守工事のため、通行不可に。結局大回りするはめになり、30分くらい掛かってしまいました。保守工事と聞いて、表面上のちょっとした工事だけかと思いきや、覗いてみるとがっつり作り直していたので、ちょっとびっくりです。
さて、本題の「オップ・アロイ」ですが、かなり広い店内なのですが、日曜日の夕飯時ということもあって、大勢のお客さんで大賑わい、10分くらい待たなければいけないほどの混雑でした。
その日、頼んだのは「クン・オップ・ウンセン(エビと春雨の蒸し煮)」「クン・メーナム・パオ(川エビのグリル)」「ホイ・シェル・パオ・オップ・ヌーイ(ホタテのバター焼き)」「プラークラポン・トート・ナムプラー(スズキのナムプラー揚げ)」など。
料金を見たときは、けっこういい値段するな~、と思っていたのですが、運ばれてきたのを見て、食べて、納得のボリュームと鮮度の料理たちでした。
郊外型のシーフード・レストランということもあり、おしゃれ度は低いですが、みんなでわいわい食べたいときにぴったりの一軒です。
ちなみに、こちらの名物料理は、なんと「カオニャオ・マムアン(マンゴーともち米のデザート)」。これを食べずして、「オップ・アロイ」に来たとは言えない、とタイ人たちが口を揃えるほどの味らしいのですが、残念ながら、売り切れていました。
シーフード・レストランのマンゴー・デザートというと、僕からしたら変な組み合わせに感じましたが、そういえば、近所のイサーン(東北タイ)レストランの名物もブルーベリー・タルトだったと思い出しました。
これからの飲食店にとって、店のイメージとはちょっと違う名物スイーツを用意することが、タイ人の心をつかむ、ひとつのとっかかりになるのかも、と、思ってみたり。
(U)
Ob Aroi
住所 Sri Wara Rd., Soi Latphrao 94 (Town in Town)
営業 月~土:16時~23時、日:11時半~23時 無休
電話 0-2559-0628、08-9015-5656
HP www.obaroi.com
料金 川エビのグリル400B/500g、エビと春雨の蒸し煮220B、ホタテのバター焼き140B、スズキのナムプラー揚げ290B、マンゴーともち米140B
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