ちょっトリップ

子連れクレット島【16回】

バンコクの日常からほんのひとときエスケープできるスポットへ。今回は、子連れ企画第2弾! 3つの乗り物をひょひょいと使って、母が隊長を務めました。次はあなたが子どもと楽しく行けますように!

旅して書く係 さめちゃん  子供2人は旅の仲間、いや道連れ。母は隊長。ハプニングも旅の醍醐味。子供迷惑顔?

失敗は日曜の母

「どこ行く? ちょっと日常を離れてぇ~、でも大変じゃないところがいいよね。やっぱり子連れ旅はラクして楽しくだよね」ということで、目的地はノンタブリーから少し北の陶器とお菓子の島・クレット島に決定。調べてみたら、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの一日ツアーが毎週日曜に催行されているよう。

英語ガイド付き、チャオプラヤー川の見どころをめぐりながら、クレット島まで連れて行ってくれて、大人299B。HPによるとサパーン・タークシンの船着き場から10時に出発らしい。これこれ、ラクラクじゃないの~♪ と、3歳の女の子がいる友人と船着場で会う約束する。

さて当日9時。私と4歳の息子と6歳の娘はBTSの中。待ち合わせまであと20分というとき、携帯が鳴った。「ツアー船、出ちゃったよ~。でもって、このツアー、人気あるみたいで、1カ月先まで予約いっぱいだって」。先に船着き場に着いた友人からの電話だった。

そう、旅はプランニングが大事。でもここはタイ。緻密に計画立てたってそのとおりに行かないのが関の山、よく言えばフレキシブルに、悪く言えば行き当たりばったりと、ゆるく現地化していたのがよくなかった。せめて電話して予約がいるかどうかくらい聞けばよかったのよね。しかもHPでは出発10時なのに、9時に船出ちゃってるし。ツアーのスケジュールくらい正しく載せてくれ~!

ちなみにチャオプラヤー・エクスプレス・ボートのHPアドレスはhttp://www.chaophrayaboat.co.th/。いつかリベンジです! 今度はちゃんと予約して。とほほ。

すでに移動が冒険

クレット島、そもそも自力で行けない所じゃない。普通のチャオプラヤー・エクスプレス・ボートはノンタブリーまで行っている。「とりあえず終点まで行って、そこから船をチャーターするかタクシーか、かな」。9時35分、サートーン船着場。黄色い旗のチャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗船。大人18B(子供タダ)。観光客で混みあう船内。途中で席があいて右側の席に座れたけれど、じりじりと強い日差しが照りつけて、あつーい!と子供からクレームが。いやなら立って行きなさいっ、と母の喝。座るなら左側がお勧め。ごめん、母は知らなかった。

10時40分、ノンタブリー着。
この先どう行くか、思案していると、ロングテール・ボートのおじさんが執拗に勧誘。タクシーの運ちゃんに聞くと、クレット島の渡し船乗り場パーク・クレットまでは大体100Bという。親切なモータサイのお兄さんが「もうすぐパーク・クレット行きのロット・トゥーがくるから、それに乗るといいよ。20Bだよ」と教えてくれる。で、やってきたロット・トゥーに乗りこんで、20分ほどでパーク・クレットに到着。大人20B(子供は3人で20Bだった……どういう計算方法なんだろう?)

11時半、渡し船でクレット島へ無事到着。大人2B(子供は3人で2Bだった……どういう計算?)

ブリキのおもちゃにはまる~!お菓子売ってなーい

小さな島には車は走っていない。でも狭い道にレンタサイクルとモータサイが行き交うので、気を付けつつ散策する。洋風のフレンチフライやチキンナゲットを出すコーヒーショップで腹ごしらえして、道を進んで行くと、かわいいブリキのおもちゃを売るお店に出会った。小さいブリキのメリーゴーランドが200Bと、決してお安くはないけれど、レトロでかわいい!お店のご主人も優しくていい感じ。ポニョのろうそくで走るポンポン船がある! と、ついつい大人買い。子供たちは店からなかなか離れない。

素焼きの窯元や昔の登り窯なんかもあって雰囲気よし。でも噂で聞いていたタイの伝統お菓子はほとんど見かけず。何かを求めていくと何もない、だけど、ぷら~っとのんびり散策すれば何か発見できるかも……クレット島はそんなところ。

炎天下を歩き通した子どもたち

15時20分、渡し船でパーク・クレットに戻って、帰りはタクシーを拾う。ラッキーなことにバンコクのタクシーがつかまり、迷うことなく帰宅できた。クレット島周辺は結構ひらけていて、タクシーも問題なくつかまる。スクムビットまで243Bなり。

乾季だというのに、日中は暑季並みの暑さ。そんな中、3歳、4歳、6歳の子供たち、よくがんばったよ。目的地に着くには、自分の目で見て、考えて、歩かないといけないのよ。だから旅は楽しくて、やめられないんだよね―母、心のつぶやき。
行き方
BTSサパーン・タークシン前のサートーン船着場からチャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗り、終点ノンタブリーへ。ノンタブリー船着き場の目の前からパーク・クレット行きのロット・トゥーに乗る(またはタクシー)。パーク・クレットで降りたら、左手のお寺の間の露店が出ている路地を進んで渡し船乗り場へ。渡し船料金はクレット島側で払います。

 

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