美しい!もう一度行きたくなるコース
ゴルフ天国タイでのお気に入りコースを紹介していくコラムがスタート。前号のゴルファー、ザボン売りさんからバトンを渡されたのは「ゴルフ場ではみな平等」が信条の懐深いゴルファー・三沢さんです。
今号のゴルファー・三沢広太郎
1943年生。在タイ7年、ゴルフ歴37年。
好きなクラブはアプローチ。ゴルフ場では国籍、宗教、性別、性格、信条、技量を問わずジョインできる。
ハードルは水とバンカー
ゴルフ場まではバンナー・トラート高速に乗って25㎞バンボーで降り、すぐ左に入りバンコクから約40分。
世界で最もエキサイティングなコースを創る設計士、ピート・ダイが1993年に監修、ピートが好きな水とバンカーと浮島を絡め、隣のホールと大きな木々でセパレートされており、静かでゆったりと落ち着いた雰囲気の中でプレーできます。
メンバーもインターナショナルで風格さえあります。フラットだが非常に戦略性の高いコースで、ロングはしっかりと距離がありミドルも長く、短いところは必ず水とバンカーでガードし容易に攻めさせません。
ショートホールもグリーン周りの半分は水、または浮島タイプでレイアウトされ選択クラブとネライ所に慎重さを要します。特に14番から18番まではドラマチックなホールが続き、かのアーノルドパーマーにも言はしめたあのボールを「もう一度打たしてくれ!」と言いたくなることがよくあります。
伝統ある日本人会の月例会場にもなっており片手シングルのツワモノ共も緊張し疲れる暇がありません。ホールアウト後、みなさんもきっと叫ぶはずです。「リベンジだぁー!」と。
森のプレーとカツカレー
さらに名物、エキストラ19番ショートホールもあり、170ヤードで手入れも良く、ぜひ最後の決着ホールとしてプレーしていただきたい。
フエアーウェーも綺麗でメンテナンスが行き届き、まさに青じゅうたんを敷いたよう。
花をバックに小鳥の応援と深い森に抱かれバンコクの奥座敷のような風情が漂います。
上手な方は石川遼プロのように果敢に攻めるのもよし。
守りから入る方も、コースに逆らわなければ大変楽しめるコースで、何度行っても飽きません。
食事はカツカレーがお薦めで一人では食べ切れない量です。2人で分けた方が良いでしょう。
きっと貴方にとって新しいエピソードを期待でき、仲間に紹介したくなるコースとなるはずです。
Subhapruek Golf Club
住所 102 Moo 7 Bangna-Trad Km. 26. Bangbor, Bangbor, Samutprakarn
電話 0-2705-6262
HP www.subhapruekgolf.com/
料金 ビジター:平日1600B、土日祝2450B、キャディ250B/18ホール
ひとことまとめデータ
コースの面白さ ★★★★★
料金 ★★★☆☆
施設 ★★★★☆
食事 ★★★★☆
清潔さ ★★★★☆