ワンデートリップ

ウドンでうどん! 日帰りイサーン食い倒れ旅

働く大人の旅の醍醐味は、お金と時間を上手に使い、「思い立ったが吉日」で旅立てること。日帰り飛行機トリップなんて粋だ。次はあなたが大人力を発揮して飛べますように。

旅して書く係 kunnel  好きなタイ菓子はカノム・モーゲン(タロ芋の焼きプリン)。甘いものにはめっぽう弱い

なぜにウドンタニへ夫と飛ぶのか

「どこそこのあれが食べたい!」がいつも旅のエンジンで、夫と共に日本で度々日帰りグルメを強行してきた私。うれしいことに、タイには格安航空会社の飛行機がびゅんびゅん飛んでるじゃないですか。この文明の利器を使わない手はない! という訳で、エアアジアでバンコクから北東へ550km、イサーン地方と言われる東北地方、ウドンタニ県に飛んできました。

肉食系の我々、ガイ・ヤーン(鶏の炭火焼)を本場イサーン地方で食してみたいという野望あったわけで。なぜウドンタニかというと、その独特の響きゆえに、
イサーンの地名で最初に覚えた県だったから。そして「ガイ・ヤーン→イサーン→ウドンタニ」と、恐ろしいくらい安直な図式を頭に描いてしまったから。今回行ってみて、あながち間違いではなかったからよかった……。

ミッションその1「ウドンでうどんを食せよ!」

まだ真っ暗の朝5時、自宅を出発して空港へ。7時台の便でバンコクを発てば、8時台にはウドンタニ(以下、ウドン)に到着。乗り合いバンで町の中心へ。朝ごはんでいきなりガイ・ヤーン、ではなく我々にはもう1つミッションがあるのです。それは「ウドンでうどんを食せよ!」。カーオ・ピアックという日本のうどんにそっくりの麺があるんですって! え~っ、それは食べねばならぬ。バスターミナル付近なら人がたくさん集まるし、それらしい食堂も並んでるんだろう~と軽く考えていたが、見当たらない。ウドン駅まで歩いてみてもさっぱり。

腹ペコで無口になる夫。焦る私。駅前のトゥクトゥクのおじさんに「カーオ・ピアック食べられるお店、知ってる?」と聞いてみると、「知ってるから乗りな~」ときた。そのまま連れていってもらったのです。スリスック通り沿い、にこちゃんマークが目印の「カーオ・ピアック」。ほー、きれいなお店、しかも混んでる。こっ、これです。とろみのある白濁スープに白くて丸くて太い麺。ウドンのうどんは日本のうどんとおんなじだー! 具には骨付き鶏がゴロッと入ってます。食べてる人もみんなほんわか笑顔。尖がった味のしないウドンのうどんは、やさしさあふれる麺でした。

ミッションその2 「本場ガイ・ヤーンにかぶりつけ!」

ウドンのうどんで元気回復した夫と、まだ眠気まなこの町をぶーらぶら。道路は広く、想像してた田舎っぽさは全然感じられないのですが、車が少なくゆったりした空気が流れてます。大きな池がある市民の憩いの場、ノーンプラチャック公園へ。
緑が目に気持ちいい。芝生でごろんとしたい人のために貸しゴザもあります。がしかし。ウドンのうどんは消化早し。

ミッションその2、行ってみましょ! 公園脇からトゥクトゥクでぶいーんと。

この角を曲がった先で焼いてるな! と目より鼻が先に気づきました。焚き火ですか? ってくらい煙ボーボーの「ウィター・ガイ・ヤーン」。その見た目、燻し銀的な渋いお店。ここで、ガイヤーン、ソムタム、カオニャオのイサーン名物3兄弟を注文。へへ、これがやってみたかった。どどーんと盛られたガイ・ヤーン、外はしっかりめに醤油の味が付いて、ちょっと焦げたとこがカリッとしておいしい! 中はふっくらジューシー。

この絶妙の焼き加減は店の彼女の腕にかかってます。甘辛タレが添えられてるけど、付けなくても充分鶏の濃い味がする。本場まで飛んできた価値があった~。締めてお会計140B。満足度、星5つぅ!

足をほぐして、さらばウドン

雨上がり、澄んだ空気の中、プラチャック通りをぶーらぶら。時計塔近くに、変わり種トゥクトゥクがずらりのお店を発見。ハーレーみたいでかっこいい! これでバンコクを駆け抜けたら目立つだろな。と、そぞろ歩きで足が疲れて来たなあ~と思ってたらちょうど良くマッサージ屋さん。じっくりほぐしてもらったところで制限時間いっぱい。トゥクトゥクで空港へ。

夕暮れどきの美しいウドンを発ってバンコクへと帰りました。よく食べよく歩いた1日。リフレッシュにはおいしい物が効果大! さあ次はひとっ飛びで何食べよ?

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