「タイ産コーヒー」と聞くと北部を想像しがちですが、実はラノーンやチュンポーンなど南部エリアにも、上質なコーヒーがあるんです。そんな最高の一杯を求めて、ホテルまでコーヒーづくしな至福の旅に出ました。
・旅して書く係・タイの24歳
最近ムーガタに目覚めて体重増加中
車を降りた瞬間から広がるコーヒーの香り。歩けば歩くほど、その香りは強くなる。まず訪れたのは、タイ南部のコーヒー「ロブスタ種」の生産の中心の1つ、ラノーン県にある農園「ゴーン・ヴァレー」。カフェが併設されており、焙煎の様子も見学可能だ。
さらに事前予約をすれば、オーナーのゴーンさんによる説明も受けられる。良いコーヒーの定義や自分たちの口に入るまでの道のりを、実際に豆を焙煎したり、挽きながら教えてくれた。
感激したのは、飲み比べ。ロブスタ種のなかでも上位2%の最高級品「ファイン」が飲めるのだが、それを浅煎り、中煎り、深煎りで飲ませてくれたのだ。同じ豆がここまで違う風味を醸し出すことが不思議で仕方なかった。それぞれの魅力を確かめた後、一番気に入った浅煎りのコーヒー豆を家族へのお土産に買ってみた。
今回の宿泊地は、お隣のチュンポーン県に構えるホテル「ヴィラ・ヴァーリッチ」。ここではコーヒーのワークショップへの参加ができ、豆がカップに入るまでの工程や、地元で受け継がれる昔ながらのコーヒーの淹れ方を学べる。チュンポーンで作られているロブスタ種は、アラビカ種に比べて酸味が少なく、後味が長く残るのが特徴。このワークショップは宿泊者に限らず、予約をすれば誰でも参加が可能だそう。
今回の体験はタイ・コーヒーのほんの一部。その深い世界を訪ねる旅はまだまだ終わりそうにない。
+1 TRIP
コーヒーだけじゃない!
アクティブ体験も
チュンポーンの周辺には約40もの島々がある。今回シュノーケリングを体験したのは、ガームヤイ島とガームノイ島。黒く険しい岩山とは一転、海の下はイソギンチャクや珊瑚がお花畑のように広がり、カラフルな熱帯魚が縦横無尽に行き来する美しい世界。水族館でガラスの向こうにいる生き物たちが目の前に! この日は運が悪く天候に恵まれなかった為、海水が少し濁っていたが、晴れた日はもっと美しいそう!
チュンポーン群島国立公園
場所 1/4 Moo 5 Mueang Chumphon, Chumphon
電話 07-755-8144
FB Mukochumphonnationalpark/
TIME SCHEDULE
【1日目】
11:00 ドンムアン発
12:20 チュンポーン着
14:00 ゴーン・ヴァレー着。カフェで軽食+ゴーンさんのお話を聞いたりコーヒーの木を見る
16:00 ゴーン・ヴァレーを出発
17:15 ヴィラ・ヴァーリッチにチェックイン。ホテル内のワークショップでオーナーとコーヒーのお話
18:15 展望台にて夕景を楽しむ
19:00 市街地散策・屋台で夕食
【2日目】
08:00 ホテルで朝食タイム
12:00 マートラ島で昼食
16:00 チュムポーン空港へ
18:40 バンコクへ出発
20:00 ドンムアン着
TRIP MEMO
喫茶どころ
ゴーン・ヴァレー Gong Valley
場所 62 Nam Chuet, Kra Buri District, Ranong 85110
電話 08-1078-2865
時間 9時~17時 無休
FB GONGCOFFEE
宿泊どころ
ヴィラ・ヴァーリッチ Villava Rich
場所 56/1 Soi. Poraminmanka 24, Moo.3, Bang Mak, Mueang Chumphon, Chumpon 86000
電話 08-1543-0344
HP http://www.villavarich.com/
↓ここから施設の位置情報を確認できます(google map)