麻婆豆腐発祥の地、四川省成都にある陳麻婆豆腐店の麻婆豆腐は、唐辛子の辛さである「辣(ラー)」と花山椒の痺れる辛さ「麻(マー)」が合わさった「麻辣味」がガツンとくる強烈なものです。バンコクから成都までは約3時間、「ちょっと成都まで麻婆ランチを」と出かけるのが私の夢です。
麻婆の「麻」は、麻味からきているのではなく、顔にできるあばたを「麻」と言います。料理名としてどうなのかと思うのですが、約150年前の清の時代に陳さんと言う、あばたがあったおばさん(婆)が作った料理なのです。
今回は、豆腐ではなくナスを使いました。正確には、四川に麻婆ナスはなく、「魚香(ユイシャン)ナス」と言う豆板醤とは違う調味料を使ってます。いずれにしても、とろとろと柔らかくなるナスがピッタリ。タイの青長ナスは、麻婆のためにあるのかと思えるほどよく合います。
<材料>2~3人分
青長ナス 1本
カレー粉 大さじ1
豆板醤 小さじ1
挽き肉(なくてもOK) 100g
ヤマモリの麻婆豆腐の素 1袋
<作り方>
① 青長ナスの皮を剥き、適当な大きさにカットして水に浸けてアクを抜きます。
② フライパンで豆板醤、カレー粉、挽き肉をしっかり炒めます。
③ 青長ナスを加えて、水を少々入れながら(分量外)クタクタに柔らかくします。
④ ヤマモリの麻婆豆腐の素を加えてよくかき混ぜ、ひと煮たちしたらできあがりです。
\ ポイント /
麻婆カレーは、面倒であればヤマモリのカレーのレトルトと合わせるだけでも美味しいです。麻婆なの? カレーなの? と首をかしげながらも美味しくってご飯がすすみます。
茄子は、しっかり柔らかくなるまで加熱してください。フライパンで炒めると意外に時間がかかりますし、油をどんどんすいますので、水を足しながら調理します。時間がなければ、先に電子レンジを使うといいでしょう。
\ 今回のレシピにヤマモリ!/
美味しい麻婆豆腐の素があれば、いろんな食材で楽しめますね。ヤマモリがタイで麻婆豆腐の素を出しているのはご存知ですか? 豆腐やナス、春雨、ジャガイモ、ダイコン、モヤシなどの馴染みの食材のほか、ハヤトウリやヒョウタンなど、どう料理していいかわからない食材もヤマモリの麻婆を使えば、しっかりご馳走になります! 今回は、さらにカレーをプラスしてちょっと変わった麻婆にトライです。