ジュテーム・クッキー:これこれ、この味! なつかしい~
ツムリ隊長:KAMUの新メニュー飲んでるの? 激甘そうね
ジュテーム・クッキー:子供の頃に小学校で配ってたマイロの味とこれがまったく同じ味だと評判なんです! 行列が出来るほどの人気ぶりなんですよ~

日本では「ミロ」として有名なネスレ社のドリンク、欧米やタイでは「マイロ」と呼ばれる。タイのいくつかの小学校には、大量のマイロを積んだトラックが毎週来て、先生や生徒に無料で配っている。当時の味を再現しようと、大人になった多くの人達が市販の粉を使って作ってみたが、どうしても同じ味にはならず(ちなみにこの件についてネスレ・タイランド社はノーコメント)。そこで、ほぼ同じ味の商品を開発したKAMU KAMU、これが大ヒットした。先月から販売をスタートし、今では列をなす人気ぶりだ。ただおいしいだけではなく、昔の思い出を蘇らせてくれる「スクール・マイロ」。なつかしいだけでなく、疲れた大人を癒す一杯なのかもしれない。
ツムリ隊長:へ~、日本で言うところの給食みたいなものかしらね。揚げパンとか
ジュテーム・クッキー:パンとは全然違いますけど、懐かしむ感じは同じかもですね~
ツムリ隊長:なによ、ただの例えじゃないのよっ
KAMU KAMU
主要なショッピングモールや駅ナカでも見かける人気店。スクムビット・エリアだとエンポリアム店やBTSトンロー駅、アソークのターミナル21店が便利。
FB:kamukamu.tea
料金:スクール・マイロ ブラックパール味60B、ダイノ・マイロ味80B、ラプター味100B、マイロ・マグマ・ラヴァ味100B
ぶむぶむ! とは?
ダコ編集部にはリサーチャーという職種のタイ人スタッフがいる。編集者の疑問を徹底的に調べ上げ、日本語でレポートを上げる制作の右腕だ。そんな彼女に「今タイで流行っていること=ブーム」を聞くという連載。
ジュテーム・クッキー
ダコの敏腕調査員。タイのリサーチが本業だが、日本のアイドル好き。
ツムリ隊長
いつも無理難題をジュテームに課すダコの調査隊隊長。火曜日生まれ。