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【実地調査!】本命の彼と一緒に食べても恥ずかしくありません
ロゴに「サラパオはアートだ」と書かれた店がヤワラート(タイの中華街)にある。いちカメラマンの私、何が「アート」なのか、気になってお店に行った。
ここはテイクアウト専門店である。店に電話で予約して取りに行くか、デリバリーでのみ購入可能だ。言葉に自信がない場合はラインかFBで。
元は祝い事や寺にお供えするためのものだけを作っていたが、口コミで広がり、本店とは別に販売専用の支店をオープンさせたのは去年のこと。
到着した店は、歴史感じる古い建物の中にあった。一番人気は豚肉。人の手によって丁寧に作られ、微妙に形が異なるのもまた「アート」だ。小麦粉をまぶす姿や具を包む手つきはまさに職人技。15分蒸された出来立てのサラパオを手に取ると、小麦粉にさつまいもを練りこんだ皮の甘い香りが。中の豚肉は硬すぎず、柔らかすぎず。塩漬け卵はあまり主張していなかった。かわいい見た目を裏切るほどの中身の量、食べ応えもばっちりだ。サラパオを食べると皮が歯にくっつくが、これはくっつかず、本命の彼と食べても大丈夫。
アートは見て楽しむだけではない。感じて、食べるアートも存在する。
Gu Long Bao
場所 ワニット・ソイ1 MRTワット・マンコン駅
電話 08-9797-5747、08-2545-5666(タイ語)、2日前に要予約
時間 9時~17時 日曜日~13時 無休
料金 普通サイズ 1個20B、ミニサイズ 4個入50B、8個入90B、12個入130B