かつて中国と地中海諸国に巨万の富と文化交流をもたらしたシルクロードのように、インドシナ諸国を横切る、東西経済回廊(※)。これは、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムを結ぶ陸運の大動脈で、インドシナ半島を縦横に走る様々な経済回廊の中でも、日本が長年、官民あげて開発に尽力してきたルートです。
2013年に、タイ・ミャンマー間の国境開放をもって全線が開通しました。インドシナ半島には、東西・南北・南部の3つの経済回廊が開通していて、これによって中国とも繋がっています。
※経済回廊は、越境輸送道路のこと
経済回廊が変えた物流
物流は、ビジネスにおいて要といっても良い重要なポイント。経済回廊の開通前、そもそも舗装された道がなく、車が通れないところがたくさんありました。
海路はというと、たとえば、バンコクとハノイを結ぶ貨物船の直行便はなく、ホーチミンか香港で積荷を積み替える必要があり、10日から2週間を要するだけなく、高額な積替コストが掛かっていました。
現在、トラックで3~4日での輸送が可能になりました。また、トラックと鉄道を利用する複合輸送手段もどんどん改善されています。
一層重要になったスピード
国土交通省によると、タイを中心とするASEAN諸国は、経済成長に伴って物流が増加。そして、所得の増加に伴い、新鮮かつ安全で高品質な生鮮食料品を求める中間層が拡大しています。これにより、陸路での輸送はますます重要となり、より効率的で、冷蔵システムなどを取り入れたインフラ整備への投資は年々増加の一途にあります。
投資はこれからがチャンス!
これら経済回廊の開通当初は、通関制度や山間地の道路の整備不足といった様々な課題があり、本格的に機能するまでに時間が掛かりました。現在は、それらの課題はかなり克服され、順調に機能し始めていて、日本企業だけでなく、世界中から企業が進出しています。
以前ご紹介したベトナムやメコンのファンドはとても人気があり、新規募集が締め切られていましたが今ならお申し込みいただけますよ。
CEO リチャード・ケイン
カナダのコンコルディア大学で金融学を専攻後、これまでアジアを中心に20年以上、金融コンサルティングに従事。
コンサルのつぶやき
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