小物ひとつにまでこだわる、プーケット感満載のお店
バンコクに住む、女子のみなさーん! 女子会にピッタリのお店を見つけてしまいました! トンロー・ソイ4にある、「プーケットタウン」です。
プーケット出身のオーナーが「まるでプーケットでバカンスを楽しんでいるかのような気持ちを味わってもらいたい」という想いから、オープンしたこのお店。味・見た目までこだわった南タイ料理が楽しめます。
プーケットタウンがバンコクに登場したのは、2010年。トンロー・ソイ6で営業を始めましたが、2年前に店舗も広くなって、今あるトンロー・ソイ4に移転したのだそうです。中国とポルトガル様式が合体した、シノ・ポルトギス・スタイルの邸宅を改装したシャレオツレストランです。
店内は艶やかなランで飾られていて、かわいらしい~。小物の一つひとつにまでこだわってプーケットの雰囲気が表現されています。
プーケット直送食材を惜しげもなく! 贅沢ランチセットを堪能
今回いただいたのは、タイ南部の代表料理「マッサマン・カレー」のランチセットです!

1品目「ルークチン・プラー・プーケットとホーモック・プラーモン」
~ルークチン・プラー・プーケット~
噛んだときに感じた、プリッとはじけるような弾力。クセになる食感のフィッシュ・ボールです。でかいっ!
お店の人によると、プーケットから自家製のものを仕入れているそうです。なので鮮度も抜群。小麦粉などのつなぎを加えるフィッシュ・ボールも多い中、こちらでは100%、魚肉だけから作っているのだとか。
~ホーモック・プラーモン~
魚のすり身のレッドカレー・ペースト和えを蒸したタイ南部のローカルフードです。カニの足が飛び出てますっ!
魚介の風味とカレーの香りがふんわり合わさって、食べやすい一品。刻んだバイ・マクルート(こぶみかんの葉)がほのかに主張するところも「タイ料理っぽい」味が好きな人にはたまりません。(なはず!)

2品目「マッサマン・ガイとロッティー」
~マッサマン・ガイとロッティー~
スプーンですぐ身がほぐれるくらい、ホロホロと柔らかい鶏肉がごろごろと入っています。ほどよく食感が残るピーナッツも、いいアクセント。
「タイのカレーは辛い」というイメージが強かったりしますが、スパイシーな香りがしつつも蜜のようなコクたっぷりの甘みがあります。辛いのが苦手な人にもオススメしたい一品。(取材チーム随一辛いのが苦手なハルノ・メンバーもパクパク食べていました)

3品目「オウギヤシのバタフライピーシロップ漬け」
~オウギヤシのバタフライピーシロップ漬け~
食べると、口の中がスーッとクールダウン。アペタイザー、メインコースと濃厚なお味が続いた後にお口もさっぱりして、食後にピッタリ!
バタフライピーの鮮やかな色に目が奪われますが、実は、主役は氷の下にあるオウギヤシ。ナタデココに少し似た果実で噛むと軽い抵抗があり、口当たりはとてもなめらか。
この1杯のカキ氷を作るのに必要なオウギヤシの量は、10kgにも及ぶのだとか。スラターニー県で手に入れたヤシを水にさらし、砂糖水にさらし、ボイルした後に乾燥させて、ようやく下準備が終了。驚くほど手間ひまが掛かったスイーツです。
プーケットタウンで使われる食材は、ペーストから野菜にいたるまで、ほとんどがプーケットから空輸されたもの。ランチセットひとつ取っても、食材へのこだわりに驚くばかりでした! また、伝統的なタイ南部スタイルを踏襲しつつも、オリジナルな工夫がたくさん凝らされていました。
タイ南部料理は辛すぎるかも……?! と身構えていましたが、ランチセットはどれも、日本人でも食べやすい、ほどよい辛さでした!
お得なランチセット、気になるお値段は……
さてさて、気になるお値段は……、なんとおひとり様360B!
アラカルトで頼む「マッサマン・ガイとロッティー」ひと皿が290Bなので、プラス100Bでここまでいろいろ種類が楽しめると聞くと、お得感もひとしおですね!
特に1品目の「ルークチン・プラー・プーケットとホーモック・プラーモン」は、アラカルト・メニューでは、それぞれ異なる単品メニュー。セットなら人気の2品を一度に味わえます。
取材時は少し遅めのランチの時間にお腹ぺこぺこで始めましたが、全部食べ終わると大満足。ひとりで来て満足を噛みしめるもよし、グループで行ってシェアするもよし。いつもの女子会も大延長してしまいそうです。ぜひ行ってみてください!
Phuket Town
時間 11時~23時(ランチセットは11時~16時) 無休
電話 0-2714-9402
FB PhuketTownRestaurant
IG phukettownfood
料金 ランチセット360B(税サ別)
場所 トンロー通りソイ4
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