
インフルエンザ予防接種を受けるなら今。流行する前に予防しよう
日照時間の減少や冷房が大敵
日本では主に12月~1月、寒く乾燥する冬の時期に流行するインフルエンザ。常夏で高温多湿なタイでは無縁の話だろう……なんて思う方もいるかもしれませんが、実はタイにもインフルエンザはあります。そして流行する時期はというと、まさに雨季の今なんですね。
なぜかというと、天候が崩れ日照時間が減ることと、雨で濡れたあとに冷房に当たり急速に身体を冷やしてしまうことが主な原因と考えられます。実際タイでは毎年7月中旬から8月のはじめにかけてインフルエンザにかかる人が多いです。
アジアハーブクリニックでは、南半球型インフルエンザのA型2種とB型2種の4種混合の予防接種が受けられます。これは昨年流行したインフルエンザのタイプから、今年流行しそうなウイルスを予想し配合するもので、接種後2週間で抗体ができます。この予防接種のワクチン予想ははずれることもあるのですが、一度予防接種を打つと数年にわたり免疫が身体に残り、以降の年にインフルエンザにかかった場合も症状を和らげる場合があるので、できるだけ毎年の接種をおすすめします。特に小さいお子さん、年配の方、妊娠中の方、極端に太っている方などはインフルエンザにかかりやすいため特にきちんと接種を受けてくださいね。
そうそう。予防接種を受けるのはもちろん、外出したら手足をきれいに洗う、雨で濡れた服は着替えるなどの生活習慣での予防もお忘れなく。
レヌー・ウボン博士
京都大学医学部を首席で卒業。豊富な知識と堪能な日本語で、日本人だけでも17万人以上を診察。タイの医療発展と、日本とタイの医療の架け橋となる活動により、2015年に旭日双光章を受賞。
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