虚構新聞(http://kyoko-np.net)について
虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載する嘘ニュースサイト。当「バンコク版」でも内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。これは創作により書かれており、本当のことではありません。
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雨乞いと晴れ乞いの儀式を同時に行い、どちらが強いかを決める動画を投稿した人物が21日、「異常気象を引き起こした」として謝罪動画を公開した。バンコク都内ではこの数日間、相反する儀式を同時にとり行ったことによるとみられる異変が続いていた。
動画を投稿したのは、ユーチューバーの「ソムチャイTV」さん。これまでにも「ゾウに本気で踏まれてみた」「チャオプラヤー川をせき止めてみた」など、過激な動画を繰り返し投稿して物議を醸してきた人物だ。
問題になった動画は「タクライVSヘー・ナーン・メーオ」という内容。タイではタクライ(レモングラス)3本を逆さにして地面に刺す晴れ乞いのおまじないと、タイ原産のネコをかごの中に入れて街中を練り歩くヘー・ナーン・メーオという雨乞いの風習がある。ソムチャイTVさんは今月初め、都内にある自宅の庭にタクライを逆さにして刺したあと、ネコをかごに入れて都内を練り歩き、どちらの儀式が強いかを確かめる企画を生配信した。
しかし、ソムチャイTVさんが配信を終えた直後から気象が急変。都内全域で激しい豪雨を記録する一方、チャオプラヤー川の水位は過去最低を記録した。また、翌日には太陽が西から昇る異常現象も確認された。
都の緊急対策本部が調査にあたったところ、タクライを刺したソムチャイTVさん宅周辺のみ、気温が氷点下に下がっていることが判明。本人に事情を聞いたところ、「投稿した動画が原因かもしれない」と認めたという。ソムチャイTVさんは、対策本部の指示でまもなく動画を削除したが、動画のコメント欄には「お前のせいで家が水浸しになった」など批判する書き込みが殺到した。
ソムチャイTVさんは、削除の翌日「お騒がせしました」とする動画を投稿して謝罪。「今後は逆さにして刺すタクライを1本までにします」と語った。
近年、再生数と収益を目的とした過激な動画の投稿が相次いでいる。ソムチャイTVさんも取材に対して「謝罪動画も再生数が稼げるので、2度おいしい」と悪びれない様子だった。
謝罪動画の投稿翌日、ソムチャイTVさんの動画チャンネルが「自然への冒涜」を理由に運営元によって閉鎖されていることが確認された。また同日、ソムチャイTVさんとみられる男性が、自宅の庭で地面に頭を突っ込んだ逆さの状態で見つかった。この日の天気は雲ひとつない快晴だった。
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