【実地調査!】仲良く食事をしたいならきっと買わないほうがいい

店に飲食スペースはなく、持ち帰りのみ
パソコンの画面を眺めていたら口の中につばがあふれてきた。海鮮好きにとって、これは何より食べたいものだ。
この店はヤワラートで40年ほど続く老舗だ。もともとはチョンブリー県から生のシャコを仕入れ売っていたが、「中国人は漬け物が好きそうだ」と目論んだ主人が試しにナムプラーに漬けて売ってみたら大ヒットした。
今はいろんな種類の漬け海鮮が売られているが、毎日マハチャイ市場で生きたままの魚介を仕入れ、3時間漬けてその日に売りに出す。これが塩辛すぎず、新鮮さも失わないベストな漬け方なのだとか。
私が10時にお店に着くとすでに列ができていた。お目当ては「プー・タレー・カイ・ドーン(卵ありマッド・クラブ漬け)」。完全に私の個人的好みである。食べ方は2通り。①そのまま、②ナムプラーを捨て、ヤムのタレと野菜を和える。カニの卵は見た目も味も日本のウニのような濃厚な甘さだ。
この日は友人とパーティだったのでプー・ドーンも並べたら、食事中の会話がなくなり、だれもがお皿に残ったカニを狙って鋭い目をしていた。あぁ、一人で食べればよかったな。(ゲム)
Kangdong Pudong Je da Yaowarat
場所:Yaowarat Rd., Khwaeng Chakkrawat, Khet Samphanthawong
電話:08‐8495-0553(タイ語)
時間:9時半~17時 月休
※売り切れ次第終了なので午前中がよい
料金:プー・タレー・カイ・ドーン100g160Bなど