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先日、日本に帰国し、子供たちと食事に行ったら、ロボットが接客をしていて驚きました。さすがテクノロジーの国、ニッポン。
人工知能(AI)は、自動運転などの次世代先端分野のほか、医療・介護、教育といった生活分野、品質管理、工場の自動化といった産業分野など、多くの分野で実用化が進んでいますが、金融分野でも大活躍なんですよ。日本の金融機関でも、ロボ・アドバイザーが運用アドバイスを行うサービスを始めました。
AIファンドとは
かつてファンドは、ファンドマネジャーという「人」が運用していましたが、近年、AIやビッグデータを使ったファンドが次々と設定されています。
これまでも、クオンツ運用といって、コンピュータが過去のデータに基づいて運用する手法がありました。コンピュータを用いたプログラミングには、世界最高峰の数学博士やプログラマーが関わっていて、きわめ
て高度。コンピュータに組み込む条件は、売上利益、財務情報、株価情報のほか、来季利益予想、株価の市場連動性や為替、原油価格変動に対する感応度やその他の要因など、無数の組み合わせが可能。過去の市場でどういう株がどういう時に強いパフォーマンスをあげたかというモデルを設定することもできます。
これが進化したのがAIファンド。AIファンドは、毎回プログラムを書き換えなくても、人工知能が自動学習によって、目まぐるしく変わる市場状況や膨大な過去データを元に、状況に応じた最適な投資判断を行い、取引を行います。
メリット・デメリットは?
まず挙げられるメリットは、有望な中小株を発掘する可能性が高い点でしょう。個別銘柄の分析は、「人」の能力では限りがあり、すべての銘柄をカバーできません。時価総額が小さい中小株となればなおさら。でも、AIなら効率的に行うことが可能です。
また、手数料などのコストが比較的安いのも大きなメリット。人件費を抑えられるから、ですね。
デメリットとしては、運用内容がわかりにくいことでしょう。AIが、具体的にどのような基準でその銘柄を選んできたのかは、投資家サイドからはほぼわからないのです。
CEO リチャード・ケイン
カナダのコンコルディア大学で金融学を専攻後、これまでアジアを中心に20年以上、金融コンサルティングに従事。
コンサル小原のつぶやき
リチャードの好きな寿司ネタは、エビなんですよ!
世界中の金融商品からお客様に合った投資をご提案します。
まずは担当の小原まで、お気軽にお問い合わせください。
日本ウェルスマネジメント・タイランド 担当: 小原
Tel:0–2105-4186(日本語)
Email:info@nihonwealth.com
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