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「現在、現地採用で働いています。家族もでき、タイに骨を埋めるつもりですが、どのような資産運用が可能ですか?」
という質問をいただくことが多いです。このような方は、比較的早い時期から長期的な資産運用を考える必要があります。なぜなら、物価上昇と年金の問題が老後を脅かす可能性が高いからです。
タイの物価上昇と頼れない年金
2010年と現在の物価を比較してみると、たとえばビックマック・セットは109Bから175B(61%↑)、映画鑑賞は100Bから200B(100%↑)となっています。
世界銀行などが出しているデータでは、ここ5年のタイのインフレ率の平均は約0.6%で安定しているように見えますが、実感としてはそれよりも大きく値上がりしているように感じませんか? 物価上昇はタイの経済成長とともに今後も続く見通しです。
日本円で貯金がある方は、円安の影響も考える必要もあります。ここ数年で、円に対して30%程度のバーツ高が進行しています。
また、日本の年金を受け取ることができない方や、保険料納付済期間が短い方は、日本の年金に頼るこ
ともできません。
タイの年金の給付額は、年3万6000B(※)。日本の年金制度の破綻が懸念されていますが、タイの年金はそれよりも期待薄です(※)諸条件により異なる
つまり、現在の収入を基準に老後の生活を計画するのではなく、インフレや円安にも負けず、また年金に
頼らずとも生きていけるように、早期から資産運用に真剣に取り組む必要があります。
毎月の貯金感覚で積立投資
前号のダコの特集を見ると、現採の半数の方の給与が月5〜10万B。毎月いくら資産運用に回せるかは、家族構成やライフスタイルによって異なりますが、目安として10〜20%を目標にしてみてください。
積立投資は、月々7000B程度から始めることが可能です。月収7万Bの方は、毎月10%を貯金する感覚で始めることができます。
また、一括投資で運用したいという方の場合、例えば80万Bをファンドに投資し、年利(複利)7%で20年間運用できたとすると、約310万B(約4倍)を得ることができます。
CEO リチャード・ケイン
カナダのコンコルディア大学で金融学を専攻後、これまでアジアを中心に20年以上、金融コンサルティングに従事。
コンサル小原のつぶやき
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日本ウェルスマネジメント・タイランド 担当: 小原
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