【実地調査!】味もインスタ映えも真剣に追求した結果
「ギン・カーオ・ルー・ヤン?(ごはん食べた?)」。日々交わされるこの言葉に対し、タイ人はときにこう答えるのだ。「ミー・アライ・ギン?(何か食べるものある?)」。
ある日、SNSで驚くような寿司の写真を見た。それがここ「ミー・ライ・ギン」のタイ風寿司だ。オーナーは自分にしか作れない料理を追求した。あと、ちょっとバズりたいという下心もあった。
気になるのは米である。タイ米だとパラパラで握れないし、もしカオニャオだったらその辺の屋台ご飯と変わらない。でも米はそのどちらでもなかった。見た目はタイ米のように粒が長いのに柔らかくてモチモチだ。オーナーに聞いても、タイ米とは言うものの、どの種類の米かは教えてくれなかった。およそ100種類くらいあるタイ米を、色々試してようやく出合った品種なのだという。
寿司は大きくて、おいしい。醤油ではなくナムプリック・ガピとナムチム・ジェーオのタレでいただくのだが、それもいい。コピーした商品があふれる世の中、見た目だけじゃダメなんだ。味はコピーできないからね。
Mhee Rai Gin
場所:245/13 Soi Sammakon 1, Ramkhamhaeng Rd.
電話:06-5853-8848
時間:11時半~22時
FB:mheeraigin
料金:寿司おまかせセット158B、1貫13~18B