9月のとある暑い日。
黄色いTシャツに花柄のスカートを着た元インターン生・田代りさ(写真右)は、友人のあずさちゃん(写真左)とゆきちゃん(写真中)を引き連れて編集部のオフィスを訪れた。
彼女がインターンをしていたのは、昨年5月。約1年ぶりの再会だ。
田代は、オフィスに入ってくるなり宣言するように言い放った。
「11月10日と11日、七五三撮影イベント『KIMOふぉとイベント』を開催します!!! 在タイ中にたくさんお世話になったタイに住む人たちに、ハッピーとワクワクがあふれる時間と一生の思い出を提供できる、そんな撮影イベントがしたいんです!!!」
困惑する編集Uに対して、田代はゆっくりながらも熱い口調で説明をし始めた。
「日本でアルバイトしていた写真スタジオから七五三撮影用の着物を譲り受けました。
七五三撮影って、子供たちにとって初めての着物と初めてのおめかしする機会ですよね。
撮影中の子供たちや親御さんたちの笑顔があふれている様子が印象的で、一生の思い出を作るお手伝いをしているのだな、ととっても嬉しかったのです!!」
なるほど。田代はダコにインターンに来ていた時も、たくさん写真を撮っていたっけなぁ。
「それで、着物をいただいた時に一番初めに思い浮かんだのが、タイで着物撮影会をすること。着物撮影というお子さんにとっても親御さんにとっても非日常な体験をとおしてハッピーになってもらえるんじゃないかって」
おぉ、なんだかおもしろそうだ。
「私やゆき、あずさがタイに1年弱滞在している間、困った時には助けてくれるタイの友人たちが多くいました。留学やインターンをとおして、ワクワクするタイの一面を知りました。在タイの日本人の方々とお会いして、異国の地で生活する厳しさとおもしろさを教わりました。
タイ人の友人たち、在タイの日本人の方たちに対する恩返しになにができるか、を考えて、出てきた私たちができるカタチ、それが『KIMOふぉと』なのです。たくさんの刺激と喜びをくれたタイで、今度は私たちが刺激と喜びをお返ししたいのです!!」
あら、なんだかいい話。勢いよく話しを続けようとする田代に圧倒されながらも質問する。
……で、具体的には、なにするの?
「プロムポンにあるデコ・クラフト・スタジオさんの場所をお借りして、バンコクで活躍しているプロカメラマン、田端かずきさん(KT photography studio)に撮影をしてもらって、私たちがヘアメイクや着付けをします! 2年間写真スタジオでバイトしていたので、着付け・メイクもバッチりです」
すごい! プロのカメラマンに撮ってもらえるのか。
「さらに、タイ人の方にも参加していただきたいので、国を越えてのお友達を作って帰ってほしい……。お友達を作るきっかけになるようなスペシャルゲストもお呼びしております! ニンニン!」
ニンニンって……まさか忍者でも来るのか?
「『KIMOふぉと』をステキな七五三撮影イベントにするために、私たち3人で何度も打ち合わせを重ね、たくさんの方々にもお会いして、力をお借りしながら企画を進めています」
「読者のみなさんも応援・ご参加、よろしくお願いします! あ、『KIMOふぉと』では、千歳飴も用意しています。もちろん、撮影後はお子さまひとりに付き1本、お持ち帰りいただけますよー」
(……おお。最後、なんか急にカメラ目線)(編集U)
『KIMOふぉと』イベント
時間:11月10日(土)、11日(日)
料金:【通常】2500B(3歳女子と5歳男子)、2000B(3歳男子)、【早割】1800B (10月16日までの予約の先着10名)※着物の都合で対象は、3歳の女の子と3&5歳の男の子
HP:https://resast.jp/page/event_series/NGVhMzBhYTczN(詳細・申し込みフォーム)
FB:kimophoto.thailand(最新情報・問い合わせ)
場所:Decor Craft Studio スクムビット・ソイ33