編集部のタイ人経理部長「ブン」がタイに住む日本人の悩みを快刀乱麻で解決する!
今号の読者からのご相談
(前略)小さなゲストハウスを経営しています。以前、日本人スタッフのビザが切れていたことを発端に、たびたび警察が来て難癖をつけ、こちらも、しょうがないので幾らかのお金を渡してその場をしのいでいました。が、もう限界です。先日は宿泊許可がないと営業できないと難癖をつけられました。
区役所へ行くと、4部屋以下の宿泊施設は許可が要らないと言われています。消費者保護センターに訴えるべきでしょうか。教えてください。(ドリアン爆弾)
ブンからの回答
ダコ編集部の顧問弁護士に相談しますと、警察は警察をもって対応するのが良いそうです。同じ管轄だと仲間を庇いますから、別の管轄の警察へ行って「お金を払ったのに、何度も来る」と訴えておきます。
次にお小遣いをせびる警察が来たらやりとりを録音しておきましょう。あなたは「自分の今までの対応は間違っていた。だって前にあなたにお金を払ったのにまた来るんだもの。今日もお金がいるなら領収書にサインしてほしい」というようなことを言います。サインしなくても、払っちゃってください。隠しカメラがあるともっといいそうです。
そのあと、別の管轄の警察へ行き、証拠として録音した音源を提出するのです。それでもまたやって来たら、「ブンに訊いて」ください。具体的に対処方法を練りましょう。
ところで。失礼ながら警察が来るのは宿泊許可ではなく、例えば毎年更新する保健所の許可がないから、またはそれを掲げていないからということはありませんか?
ダコ編集部の経理、ブンに相談したい方はmail@daco.co.th まで匿名で