先日の特集で、バンコクのグルメシティぶりをご紹介させて頂きました。実際年末に掛けて「ミシュランガイド・バンコク」が刊行予定ですし、世界的にも食で有名な街と認知されつつあります。
ただ、私は気づいてしまったのです。隠れたグルメシティがアジアに存在することを。
それはラオス・ビエンチャンです。
日本人には違った意味で有名な街ではありますが、ラオスが旧フランス領と言うことがあり、フレンチはじめ多種多様な料理を味わえることを、実際に現地に行って気づくことができました。
今回はわずか24時間の滞在で、お腹パンパンになるまで食を堪能した記録を一部ご紹介したいと思います。
先ず初日のディナー、「L'Adresse – Cuisine by Tinay」というフレンチレストラン。なんでもフランスで修行したラオス人シェフのお店だそうで。
こちらでは3品のコースを160000キープ(約630バーツ)で頂きました。安すぎ。
あっさりとしながらも濃厚な味わいのコンソメスープ
写真には撮りませんでしたが、昼に違う店でガッツリステーキ(これも安かった)を食べたので、魚をメインにしました。焼き加減が絶妙で、ここが内陸国であることを忘れさせてくれます。目の前にメコン川が流れていますが。
デザートのアイスクリーム。5種類ほどから味を選ぶことができました。
約2000円ほどでここまでのクオリティのフレンチが楽しめてしまうビエンチャン、恐るべし。
L'Adresse – Cuisine by Tinay
続きましては、翌日のランチ「Ai Capone」。
ただ、パスタが食べたかっただけなのですが、サンデーブランチなるものに出くわしてしまい、ほぼフルコースと同様の品をブッフェスタイルで食べられることになりました。
さすがにパスタを食べ放題で食べられませんでしたが。写真はジェノベーゼ。バジルの味が濃い。
牡蠣。他にも何も言わなくても、テーブルにピッツア等が運ばれてくる最高さ。
もちろんドルチェも食べ放題。下手な専門店よりも断然美味。甘いものは別腹の人殺しの店ですね。こりゃ別腹でも破裂しますよ、腹。
このお店もここまで食べて1000バーツ(ちなみにラオス国内ではタイバーツが使えます)でお釣りが来るんだから半端ない。フライトのチェックイン締切間際まで居座ってしまいました。
Ai Capone
考え方によっちゃ、この規模感の街でここまでクオリティの高いレストランが揃っているのは、なかなかないのではないでしょうか。ただ残念ながら、今回は短い滞在だったこともあり、フレンチやイタリアン以外を味わうことができませんでしたので、次回は他の地域の料理のクオリティも見てみたいものです。