《ずばり実感報告》まるで魔法!これが自分の手書き文字なんて
報告者:ダコのインターン生 マドカ(デザイナー修行中!)
カリグラフィーって知ってますか?
突然ですが、カリグラフィーってご存知ですか? ペンを使い、文字を美しく描く技術のことで、西洋書道またはアルファベットの書道ともいわれています。メッセージカードや招待状にあるような美しい飾り文字や、おしゃれなカフェの黒板に書いてあるようなイケてる文字なんかも一種のカリグラフィーなのです。
インターン生としてダコでデザイナー職を学んでいる私。「デザインの仕事にも役立ちそうじゃない?」とオススメされたのが、カリグラフィー教室「TYPER(タイパー)」でした。母は硬筆の先生だったのに、自分の字は小3男子レベル……。若干の不安を覚えつつ教室の門をくぐることになりました。
先生はなんと独学でカリグラフィーを学んだそう! オドロキ!
千里の道も直線から
微妙な圧力のかけ方で、線の強弱をつけていく。
結論から言えば、私の心配は杞憂でした。「字が下手でも大丈夫!」と普段の字とカリグラフィーの字を比較する先生。そこに置かれた見本の美しい文字は、確かに書き文字とは別物、もはや絵のように見える。これならいける気がする!
ここでは、予め用意されたペンとインク、オリジナルのノートを使います。インクとペンなんて使ったことがないのでドキドキ。ノートにはガイドラインが引かれ、文字を美しく描く練習がしやすくなっています。
まずは直線の引き方から。ペンを走らせる角度や方向を体で覚えていきます。うん、これは、まぁ上出来。
お次は曲線。この辺りからすでに雲行きが怪しく……。先生曰く「一番難しいのはO」ですって。うーん確かに。曲線の中の太さの強弱に翻弄されてしまいます。どうしよう、私の名前は「MADOKA」。Oの壁を越えなければ、名前も満足に書けない!
西洋書道で己の名を刻め
ペンの角度、力の入れ方、インクのつけ具合、書くスピードなど細かくアドバイスしてくれる、とっても穏やかで優しい先生。上手く書けている文字には丸をつけてくれます(嬉)
徐々に授業は難易度を上げ、アルファベットの練習です。モノによっては、飾りの要素が強く「こ、これは一体どう書いたらいいの⁉︎」という複雑な文字もチラホラ。でもご安心ください。先生がどんな文字も丁寧にお手本を見せながら教えてくれます。
そうそう、ここの教室は先生がとにかく優しい。うまく書けるとすごく褒めてくれるので、書くのが楽しくなるし、どんどん書きたくなる! 先生、私って褒められて伸びる子なんです! なーんて。
さて、これまでに練習した直線や曲線を駆使し、なんとかアルファベットの文字をつなげてみると……おお〜、なんだかとってもそれっぽい。最後に、先生のお手本を元に自分の名前を書いてみることに。修行の成果か、なんだか素敵に仕上がりました。ちょっと感動!
ついに自分の名前に挑戦! なんか、結構いいんじゃない!?
スマホ社会の今だから
伝えたいことはメールやLINE、レポートも全部パソコン。とにかく手書きすることが少なくなった現代だからこそ、とっておきの時には自分の手で書いた気持ちのこもったメッセージを贈りたいなと思いました。できて損はないスキルだと思いますし、何より想像以上の楽しさです、これ。
先生! 今後、趣味はカリグラフィーと言わせて下さい。
お土産に先生が飾り文字でネームカードを書いてくれました! 美しい~!
TYPER
場所:21/5 Soi47 Sukhumvit Rd. 時間:10時~17時 不定休
電話:089-744-9444(要予約)
FB:typerofficial
LINE ID : ninecw
料金:8000B/2日間(紙、ペン、インク等材料費込み)
※4人の場合プライベートクラス開講可。要予約