パタヤのラーン島よりもバンコクに近く、海もきれいなチョンブリー県のシーチャン島。ラマ5世が避暑地として愛した別荘があったり、古いお寺などがある場所だ。
今回はダコのタイ人スタッフの週末旅行の様子をお届け!
「ライカヤーシラ」からの景色。天気がもっとよければなぁ~!
・旅して書く係・
編集ジョージ
ダコの編集アシスタント。日本語堪能、自然よりもショッピングモールを愛するシティボーイ
シーチャン島は何もないところだ。釣りが好きな人、あとは自然の中でのんびりしたい人にはいいけれど、あいにく僕はサイアムパラゴンに週3で通う都会派だ。
なのになぜ今回行く気になったかというと、仲のいいタイ人同僚と一緒に旅ができるってことと、去年できたホテル「サムウェアー・コ・シーチャン」の写真を見てひと目惚れしたからだ。小さなビーチハウスのような部屋にハートを射抜かれた(何を隠そう、僕はかわいいものが好きなのだ)。
バンコクからロット・トゥーとボートを乗り継ぎ2時間半。ホテルは写真と寸分違わぬ姿でそこにあった。全部で20室しかないホテルで、人が多くないのでとても静かだ。レストランで食べたアメリカンなランチもおいしかった。分厚いハニートーストは行きつけのカフェの味を、もしかしたら超えたかもしれない。
ホテルのお部屋やレストランは海を感じるデザイン
天気がイマイチだったので透明な海で遊べずに残念だったけど、「グルム・アーチープ・パー・バーティック」でバティック(ロウケツ染め)と藍染めのワークショップに参加してみたら、結局それが一番の旅の思い出となった。藍染めは、割り箸や輪ゴムを使って柄をつけるが、それぞれみんな違って、開いたときに盛り上がった。特にダコタイ編集長オーさんのは夜の空みたいにキレイで、みんなに羨ましがられた。
藍染め体験。模様をつけて30分くらい漬けおきして、開くとこんなにきれいな模様が!
シーチャン島は、タイの3大国王の一人、ラマ5世の別荘跡がある場所でもある。王様の別荘で島にあるのはここだけだ。それを見学したり、観光地のお寺を回ったが到着日でほとんど見終わってしまった。さぁ、あとは「何もない」を楽しむだけだ。
ラマ5世の離宮にて
【+1 TRIP】
崖の上の鐘を鳴らし名声を轟かせ!
海が一望できる崖の上にある神社「ライカヤーシラ」にある鐘。大きな音が鳴った人ほど名声を得られるとされている。みんなで鳴らしてみたけど、音はそこそこだったな。僕はあんまり有名になりたくないし。
ライカヤーシラ
場所:本誌QRコード参照
時間:8時~17時 無休
「ライカヤーシラ」にはブッダ・フットプリントもある
【TRIP MEMO】
宿泊どころ
Somewhere Koh Sichang サムウェアー・コ・シーチャン
場所:194, 194/1 Moo 3, Tha Thewawong , Koh Sichang, Chonburi
電話:0-3810-9400、1627(コールセンター)
Web:https://somewherehotel.com
料金:デラックス・ルーム 日~木2500B~、金2700B、土・祝3200Bなど
見どころ
グルム・アーチープ・パー・バーティック
電話:08-9058-7864(タイ語のみ)
料金:バティック(ハンカチの色づけ)50B/1枚、藍染め(ハンカチ)50B/1枚 ※今回はホテルより予約した
シーチャン島への行き方
①エカマイバスターミナルからバスでシーラチャーへ(約2時間)
②シーラチャーのロビンソン前で降りたらトゥクトゥクでシーチャン島行きの港まで(約10分)
③ボートに乗ってシーチャン島へ(約40分)
【TIME SCHEDULE】
1日目
09:00 バンコク出発(今回はワゴンでシラチャへ)
11:00 ボートで島へ
11:45 シーチャン島到着
12:00 サムウェアー・コ・シーチャン到着、ホテル内のレストランThe Verandah Restaurantでランチ
14:00 「グルム・アーチープ・パー・バーティック」でワークショップ
16:30 ライカヤー・シラとブッダフットプリントを見学
18:30 ホテル内レストランでディナー
2日目
08:00 ホテル内のレストランで朝ごはん
10:30 サンジャオ・ポー・カオヤイを見学
中国寺「サンジャオ・ポー・カオヤイ」。シーチャン島に来たらここにはお参りをしなさいと言われている
13:00 バンコクへ※この日は天候が悪くて1時間くらい待ったんだ。やっぱり自然は好きじゃない。