100点満点の過ごし方
今年のソンクラーンは地元大阪に一時帰国してました。戻った後もしばらく大阪弁モードのままやわ、さっちぃ。
一時帰国といえば、その昔、暴れまわる幼子2人を深夜便に乗せる緊張感でいっぱいでした。母は前日から水分を抜き、機内でトイレに行く回数を減らして対応。
騒ぎださないようにと、目新しいおもちゃやシールを木タラで仕入れ、離陸前には腰に手を当てながらドリンク剤飲んで気合いを入れるっ!
飛行機がそのままトイザらスと西松屋の駐車場に上陸してほしいと真面目に妄想したもんです。
そんなハイパーギャングも成長し、さっちぃもゆっくり機内食と映画をエンジョイできる日が来た今、日本に帰るといえば、法事や老いた親と向き合う時間に内容も変化。
なんて言うけど、単に父とひたすらお酒を飲んでただけ! 桜が咲いた咲いてない、花粉が飛んだ飛んでない、ミサイルが飛んだ飛んでない、って言い合いながら、お酒飲んで、お刺身食べて、お風呂入って寝る。最高! 100点!
日本の観光地、エンポリ化
さて、大阪の観光地では、ほんと、ソンクラーン休みのタイ人にいっぱい遭遇です。京都やユニバーサルスタジオも外国人だらけ! なんかエンポリにいるみたいな雰囲気と言えば伝わるでしょうか? 無国籍空間が印象的でした。
春らしい薄着ファッションの日本人の中、タイ人と私は、寒い寒いとユニクロのダウンをずっと着てる共通項。
でも、タイ人みんな笑顔。咲く桜、散る桜、すべて美しい日本。で、戻ったらバンコクは猛暑! このギャップがホンマええねん、どっちも大好きです。
文・イラスト/駐妻探偵4号帰ってきたさっちぃ