タイ最大級の総合日本展示会「バンコク日本博2023」が、サイアムパラゴン5階ロイヤルパラゴンホールにて昨日9月1日よりスタート! というわけで早速出かけてきました。
2015年から開催され8回目となる今年のテーマは「日本大好き!」。そんなテーマ通り、毎年3日間の開催期間で約10万人もの日本が大好きなタイ人たちが集まる超ビッグイベントなのですが、会場へ一歩足を踏み入れると、日本に興味がある、日本へ行きたい! というタイ人たちで溢れかえり(もちろんたくさんの日本人の姿も)、ものすごい熱気に満ちていました。
「Education(日本留学)」「Work(就職)」「Travel(旅行)」「Japan Brand(モノ)」「Subculture(コンテンツ)」「Food(フード)」などのカテゴリーの分かれたブースは300以上、全209団体が出展。これは過去最多の出展数なのだとか。有名な食品会社や航空会社、地方自治体など様々なブースが軒を連ね、いずれも大盛況。各ブースをちょこっとずつご紹介していきましょう。
日本留学ブース、就職ブース
中でも印象的だったのは「日本留学」「就職」のブース。学生と思われる若いタイ人たちがスタッフの方に熱心に質問をしたりパンフレットを熱心に見入ったりしている姿が。日系企業への就職や日本への留学を希望するタイ人学生の多さに改めて驚かされました。
旅行ブース
「旅行」ブースで一際目立っていたのは、ドド~ン! と鎮座する飛行機の尾翼と客席。これは2024年2月からバンコク⇔成田便が就航をスタートさせるANAグループの新しいエアライン「Air Japan」のブース。シートピッチや座り心地を確認できるのはもちろん、実際に搭乗したかような記念撮影が楽しめます。
長崎県、佐賀県、秋田県、鳥取県など、地方自治体のブースもずらり。東京、大阪、京都、北海道などすでに訪れたことがある主要都市以外の、まだ見ぬ日本の良い場所へ出かけてみたいというタイ人たちでブースは埋め尽くされていました。
ジャパンブランドブース
ハイクオリティーな日本の文房具や和小物など、かゆいところに手が届くような便利グッズやかわいい商品がずらり。ついつい散財しちゃうこと必至です。
フードブース
バンコクでもおなじみの人気レストランやカフェ、メーカーがずらり。自慢の逸品が買えるだけでなく、もちろんその場で食べることもできます。和牛、ラーメン、焼肉、おにぎり、焼き鳥、カレーパン、餃子、ソフトクリーム……。食べてみたかったあのメニューをあれこれ試して食い倒れちゃいましょう!
ステージ
数々のブースはもちろんですが、「日本博」の目玉となるのはやはりステージです。メインステージでは日本からやってきた「BASILISK BOYZ」「PHYCHIC FEVER」「THE RAMPAGE」などのLDH勢のライブが行われ、観客たちは大熱狂!
また、日本に関する早押しクイズも開催されていて、こちらも盛り上がっていました。
ミニステージには、和楽器をJ-POP、ロック、EDMなど様々なジャンルに落とし込んで日本の伝統文化を表現する女性ユニット「令和華伝」が登場。艶やかな袴姿でのパフォーマンスが印象的でした。
3日間を通し、LDH勢、BNK48をはじめ、日本とタイから注目アーティストたちが多数登場するので、スケジュールを公式サイトでチェックして出かけてください。
酒好きに朗報!20もの酒蔵が集まる「KAMPAI BANGKOK 2023」
会場では、日本各地から20もの酒蔵が集結するタイ最大規模の日本産酒類の祭典「KAMPAI BANGKOK2023」も同時開催。ピリっと辛口の酒、タイ人にも好まれる梅酒などの甘いお酒まで、50種ものお酒を試すことができます。日本人でも知らなかったような地方の酒蔵のお酒をバンコクにいながら楽しめるのは、酒好きにとってはなんとも嬉しいところ。あれこれ飲み比べしたい方は、飲み放題で1000Bのチケットを購入するのがおすすめ。11:30~14:00、17:00~19:30までの時間限定。子供の入場不可。
初日は金曜日だったこともあり、制服を着た大学生や多くの若者が集まっていたのが印象的でした。改めてタイ人の日本に対する興味深さを実感! 2日、3日と様々な催しが盛りだくさんの「日本博」。ぜひ、足をお運びください!(text:sat)
バンコク日本博2023
日時:9月1日(金)、2日(土)、3日(日)
時間:11:00-20:00
場所:サイアムパラゴン5F ロイヤルパラゴンホール
入場料:無料
オフィシャルサイト:
https://nipponhaku.com/
YouTube:nipponhaku-channel
X:NIPPONHAKU
Facebook:
Instagram:nippon_haku_bangkok