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世界で活躍する2人のシェフが奏でる味の饗宴に一同魅了。マンダリンオリエンタルの「鳥取ナイト」

世界のグルマンたちの舌を惹きつけて止まない和牛。日本国内には様々なブランド牛が存在しますが、飼育方法や環境、飼料の違い、血統などあらゆる要因によって肉質や脂質が異なり、それぞれ違った味わいを形成する非常に奥深い世界です。

現在、食業界で俄然注目を集めている熱い存在は、なんといっても「鳥取和牛」。鳥取県は江戸時代から和牛の産地として知られており、この地で生まれた種雄牛「気高号(けだかごう)」が全国の有名ブランド牛の始祖牛となっている……というのは、実はあまり知られていない話かもしれません。しかし、“和牛のオリンピック”との別名を持つ5年に1度開催される和牛の品評会「全国和牛能力共進会 肉牛の部」では、昭和41年開催の第1回目と共に2017年も第一位に輝くなど、その味わいと品質はお墨付きです。

そんな鳥取和牛をとことん味わい尽くすイベント「鳥取ナイト」が去る3月11日、鳥取県の主催、海外での鳥取牛の輸出を進めるエムケイ開発の共催によってマンダリンオリエンタルバンコク内のビュッフェレストラン「ロードジム」にて開催されました。「ロードジム」のエグゼクティブシェフ・ドミニク氏と、芦屋のミシュラン2つ星京料理レストラン「たか木」とマンダリンオリエンタル内の懐石料理レストラン「キヌ バイ タカギ」のオーナーシェフ・高木一雄氏という世界を股にかけて活躍するトップシェフ2人のコラボレーションによるスペシャルディナーとあり、予約は瞬く間のうちに完売。

エントランス付近には、りんごのようなさわやかな風味が喉に広がるフルーティーな純米酒「いなたひめ」やコクのある旨味が特徴の「辨天娘」など、鳥取牛との相性も抜群な鳥取の地酒コーナーも登場。ゲストたちは試飲を楽しみながらディナーが始まるのを待ち構えていました。

まず運ばれてきたのは、小さなクリスピーカップ入りのキャビア乗せタルタル、ケッパーや卵などを散りばめたとろける舌触りと甘味が存分に楽しめるカルパッチョ、スパイシーな牛肉をバイチャップルーで包んだタイ風前菜・ミアンカム風の一品を盛り合わせたアペタイザー3品。それぞれに違ったスタイルで奏でる味のハーモニーで、思わずゲストたちの顔もほころびます。

4品目は、ドミニクシェフ渾身のコンソメスープ。鳥取牛と野菜から長時間かけて旨味を凝縮したスープは上品な香りとクリアな風味で、意外にも日本のお出汁のよう。細かく刻んだ根菜類とニョッキの食感もいいアクセントに。

ゲストたちが思わず感嘆の吐息を漏らしたのは、希少部位のランプをのせた寿司。柔らかく甘みのある上品な味わいは、得も言われぬおいしさ。

6品目からは怒涛のメイン級メニューの饗宴です。チェンマイ産アーティチョークで包んだナックルの煮込み、素晴らしく柔らかいヒレ肉を揚げてトリュフが香るソースをあしらった牛カツ、赤ワインソースとの相性が抜群なほろほろのブリスケット、ジューシーな食感が特徴のフランクのステーキ、そして濃厚なコクと旨味いっぱいのショートリブはまろやかなマッサマンカレー仕立てで……。

それぞれの部位が持つ魅力を余すことなく引き立てる調理法とプレゼンテーションで畳み掛けられ、すっかり鳥取和牛に魅了されてしまったゲストたちの心に最後のとどめを刺したのは、チャックのしゃぶしゃぶの乗せたそうめん。こちらは4品目に登場したドミニクシェフのコンソメと高木シェフによるお出汁を合わせた究極のコラボレーションメニュー。前菜からメインまで、まるで見せ場だらけの映画のようなめくるめく逸品揃いですっかり満腹なはずなのに、するすると胃袋に収まってしまう和みのひと皿なのでした。

ストロベリーのデザートを含め全12皿のコース。デザート以外はすべて牛肉を使った料理でしたが、不思議と胃がもたれるような感覚はありません。その理由について、次のように高木シェフが語ってくれました。

「鳥取牛は赤身と脂質、旨味と甘味のバランスが素晴らしいのですが、オレイン酸が多く含まれているため、脂っぽさがなくあっさりした味わいが特徴なんです。実は世界的に見て近年は脂っぽい肉質より、鳥取牛のようなあっさりとしつつも旨味の高いものが好まれています。僕は日本の店でも以前から鳥取牛を使っていますが、タイの皆様にも受けるのではないかとずっと思っていました。『ロードジム』のドミニクシェフに紹介したところ彼もすっかり気に入り、今回のイベントでは何品も考案してくれました。今後、鳥取和牛を使ったメニューも取り入れていく予定ですので楽しみにしていてください」

ドミニクシェフと高木一雄シェフ

 

素晴らしい料理だけでなく、鳥取県の鳥取和牛生産者とオンラインで繋いでのトークセッションや、タイのテレビで日本を紹介する旅行番組『すごいジャパン』の企画・制作・レポーターとしてタイの人々にもおなじみの俳優の佐野ひろさんが登場したり、鳥取和牛のゆるキャラ「とりモー」のぬいぐるみプレゼントがあったりと、盛りだくさんの内容でゲストたちを楽しませた「鳥取ナイト」。今後、バンコクで鳥取和牛を発見したら、ぜひ一度試してみてください。その奥深き味わいにすっかり虜になってしまうことでしょう。

「鳥取ナイト」

主催:鳥取県
共催:エムケイ開発
https://www.masumizu.net/

Lord Jim’s

https://www.mandarinoriental.com/en/bangkok/chao-phraya-river/dine/lord-jims

キヌ バイ タカギ

https://www.mandarinoriental.com/en/bangkok/chao-phraya-river/dine/kinu-by-takagi

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