城壁で囲まれた旧市街やタイ雑貨、北部料理……。もはや説明要らず、日本人に定番の観光地となった古都・チェンマイ。けれど、そこにはいつ訪れても私たちを包み込んでくれる穏やかな空気と、手仕事を筆頭にお互いの生き方を尊重するライフスタイルがありました。特別じゃない、チェンマイライフを紹介します。
チェンマイ県の観光スポット【寺院編】
洞窟の奥に祀られる仏像を訪ねて
『ワット・ウモーン』
生い茂った木々や竹林に囲まれた遺跡のようなこの場所は、チェンマイを代表する寺院の一つ。市街地にある数多くのお寺と違うのは、タイ式ではなくスリランカ様式がもとになっていること。700年以上前、ランナー王朝の初代国王がスリランカから招いた僧侶が瞑想修行できるように建てたのが「ワット・ウモーン」です。薄暗い洞窟内に浮かび上がる仏像が神々しく、またひんやりとした空気が荘厳さをプラスします。
編集部MEMO
⃝洞窟内は土足厳禁なので床が気になる人は靴下を履いていくのが◎
⃝観光客でも参加できる瞑想プログラムあり(詳細はWEBサイトでご確認を)
Wat Umong
アクセス:旧市街から車で20分
時間:5:00~20:00 休み:なし
料金:なし
観光情報:www.thailandtravel.or.jp/wat-umong
MAP:https://goo.gl/maps/6jFjmMs7GTXZBWiv6
青春感じるキャンパス内の夕陽スポット
『アーンゲーオ』
チェンマイ大学構内にある湖畔「アーンゲーオ」がここ数年、地元に住む人たちに加えて旅行者も足を運ぶスポットになっていることをご存じですか? そんな噂を聞いて訪れてみると……青春感じる大学生たちはもちろん、子ども連れや老夫婦、観光客までさまざまな人が陽が沈む時間に向けて続々と集結。芝生に腰を下ろしておしゃべりしたり、湖畔の周りをランニングやウォーキングをしたり、チェンマイの日常が垣間見えます。
Angkaew
アクセス:旧市街から車で20分
時間:5:00~22:00 休み:なし
料金:なし
MAP:https://goo.gl/maps/Xz3BUeN2iyjwkon1A
チェンマイ県の観光スポット【マーケット編】
チェンマイ最大のクラフト&ファーマーズ市場
『JJマーケット』
セントラルグループが運営する、タイ初であり、チェンマイ最大のマーケット。“タイの手仕事”をコンセプトに、個性豊かなプロダクトや食材、ローカルフードが並びます。敷地内には毎週土日に開かれる屋外マーケットと、毎日オープンする屋内店舗があり、北部を中心にメイド・イン・タイブランドを集めたセントラルグループ発の「good goods」も出店。北部由来のコーヒーや紅茶も堪能できます。
日本人夫婦が営む帽子屋「Muak」も出店!
チェンマイの伝統技術を使った手織りの布などをもとに制作したスタイリッシュな帽子が◎
Jing Jai Market
アクセス:旧市街から車で10分
時間:
屋外マーケット 土日6:30~13:00
屋内マーケット 毎日オープン(時間は店舗によって異なる)
休み:月~金
MAP:https://goo.gl/maps/p948y9xPPSH9jP8z5
木陰でのんびり過ごしたい
『バーン・カーン・ワット』
チェンマイ国際空港の南側。大通りから1本入ったローカルな道に突如現れるのが、ライフスタイルをテーマにしたハンドメイド商品が集まるコミュニティスペースです。カフェや雑貨、古書店、タイ北部の生地を使った衣類など個性豊かなブランドが集まり、旅行者から地元に住む人々の憩いの場となっています。
Baan Kang Wat
アクセス:旧市街から車で20分
時間:10:00~18:00
休み:月曜
MAP:https://goo.gl/maps/oqLWkqh7MzbN5rUL7
路地一帯がクラフト祭り
『チャムチャー・マーケット』
こじんまりとした敷地にありながら、地元のアーティストが手掛ける数十以上のブランドに加えて、健康を意識したフードやスイーツの販売店が並ぶ週末限定マーケット。さらに、このエリア一帯にはお土産にぴったりなクラフトショップも集結。次の「タイ料理編」に登場する「ミーナー」と合わせて行くのがおすすめです。
Chamcha Market
アクセス:旧市街から車で30分
時間:土日9:00~14:30
休み:月~金
MAP:https://goo.gl/maps/KgNqv46ZQ7xf9zy5A
チェンマイ県の観光スポット【グルメ編】
創業70年超。現地で食べたいカオソーイ
『カオソーイ・ラムドゥアン・ファーハーム』
ピン川沿いに本店を構え、創業70年を超えるチェンマイで最も有名なカオ・ソーイ店の一つ。1日500杯を提供することもあるという同店は、タイ版・ミシュランのビブグルマンにも選ばれ、名実ともにチェンマイ随一の美味しさです。鶏・豚・牛とお肉の種類が選べますが、初めての方は定番の鶏肉がおすすめ。タイらしさを味わいたいなら、昔ながらのローカルな食堂の佇まいを残す本店へ。少しスタイリッシュに楽しみたいなら、ランナースタイルを踏襲した造りが特徴の支店へどうぞ。
Khao Soi Lamduan Faharm
アクセス:本店・支店どちらも旧市街から車で約15分
時間:店舗によって異なる
休み:なし
MAP:https://goo.gl/maps/4W7myVaBXDXJUf7C6
チェンマイの恵みを味わうお米と花のカフェ
『ミーナー・ライス・ベイスト・キュイジーヌ』
旧市街から東に車を走らせ、小道を入った先に現れるのがこちら。敷地内に田んぼを構え、木々に囲まれたチェンマイの自然派レストランとして若者を中心に人気を集めています。看板メニューは、ライスベリー(黒米)や玄米、アンチャン(バタフライピー)やサフランで色付けた鮮やかな5色のおにぎり。加えて、ほとんどの料理には食用の花やさまざまなフルーツが使われるなど目にも美味しい料理を、開放的なオープン空間で味わえます。
Meena Rice Based Cuisine
アクセス:旧市街から車で30分
時間:10:00〜17:00
休み:なし
MAP:https://goo.gl/maps/FRkqvk6y6GeFarMS8
タイのスパイス香る注目ブランド
チェンマイ本店では工場ツアーとワークショップを毎日開催
『SIAMAYA Chocolate』
カカオ豆の仕入れから加工までの全工程を手掛ける、チェンマイ発の「Bean to Bar」チョコレート。カオソーイやマンゴー、ドリアンといった珍しいタイフレーバーを筆頭に高品質でユニークな製品が並びます。
アクセス:チェンマイ国際空港から車で10分
時間:10:00~19:00(無休)
LINE:@siamaya_chocolate
MAP:https://goo.gl/maps/t15Q3NwLSoMenm4DA
チェンマイ県の観光スポット【ホテル編】
再オープンした唯一無二の隠れ家
親のいない子どもたちを支援する施設「バーンロムサイ」も運営
『-the air of ciangmai- resort hoshihana』
緑が気持ちいい敷地内には、木や土の温もりを感じる9つのコテージとサラ(東屋)。映画『プール』のロケ地としても人気の「ホシハナ・ビレッジ」が今年9月にリニューアルしました。ねこ好きの方も必見です。
アクセス:チェンマイ国際空港から車で30分
電話:063-158-4126(日本語)
E-mail:info@resorthoshihana.com
MAP:https://goo.gl/maps/dYM4sRq262iK8aF2A
ピン川沿いでのんびりステイ!
周辺はローカルな住宅街のため静かに過ごしたい人に◎
『The Loft Riverside Chiangmai』
チェンマイ中心地を南下すると現れるスモールホテル。芝生が敷かれた気持ちのいい庭にプール、そして目の前にはピン川。全5部屋のプライベート空間はまるで別荘のようで、小さなお子さん連れにもおすすめです。
アクセス:チェンマイ国際空港から車で20分
電話:089-415-6162(英語・タイ語)
Facebook:@Riversidechiangmai
MAP:https://g.page/the-loft-riverside-chiangmai?share