8月末から、タイを拠点にした活動をスタートさせた両グループ。すでに現地でのイベント出演やTV出演・取材が始まっている彼らに、半年間という限られた活動期間をどのようなものにしたいのか。その意気込みを尋ねた。
「LDH代表として、共に切磋琢磨していきたい」
- ついにタイでの活動が始まりました!現在の心境についてはいかがでしょう?
※以下コメント内「B」=BALLISTIK BOYZ、「P」=PSYCHIC FEVER
B・加:BALLISTIK BOYZは2019年に東南アジアプロモーションとしてタイに来ているのですが、今回3年ぶりにまたタイに来れて嬉しいです。以前来た時に、タイの方々の熱量をすごく感じて、そのおかげでモチベーションを高く持つことができたということもあったので、まだ来て間もないですが「日本博2022」をはじめ現地のイベントに参加でき、そこでもタイの方々の声援や盛り上がりをとても感じましたし、今後のタイでの活動がますます楽しみになりました!
B・砂:前回来た時は短期間の滞在でしたが、今回は現地に「住む」ということで意識も変わりますね。到着後、タイの文化やルール、タイ人の特徴などを学ぶ機会があったのですが、そういった知識を踏まえて街を歩くと、また違って見えてきました。例えばみんな性格が穏やかで大らか。マイペースな国民性に、自分たちも慣れていければと思っています。
P・小:PSYCHIC FEVERは海外で活動するのが今回初めてなんですけど、タイのバイクの数、渋滞に驚きましたね。そして僕自身、海外に来るのが初めてだったので「周りにいる人たちはみんなタイ人なんだ」と感動していました(笑)。
P・渡:僕も初めてだったのですが、タイの人たちは挨拶をしたら必ず返してくれるなど温かくて素敵な国だなという印象を受けました。またイベント会場でも温かいエールや笑顔をいただいて、もっと頑張ろうという気持ちになりました。
- PSYCHIC FEVERの皆さんは初めてのタイでの活動とのことですが、BALLISTIK BOYZの皆さんから何かアドバイスはいただきましたか?
B・深:いっぱいあるでしょう(笑)。
B・日:僕らからは「絶対負けんなよ」「気合い入れていけよ」というのは、今回の活動関係なしに日々伝えています。
P・小:今回2グループで活動させていただくことになって、事務所であるLDH代表として来てるという意識はありますし、気合い十分で臨んでます。
P・J:背中で見せてくれる先輩方なので、ステージ上でのパフォーマンスは特に勉強させてもらっています。僕らに比べて、現地の人たちとのコミュニケーションが圧倒的に上手いですし、それは僕らの課題でもあるので、しっかりと吸収していきたいと思います。ただ、どうしてもライブの順番が前後になることが多いので、負けてられないという気持ちも常にあります。
B・日:僕らもこれまでは事務所の中でずっと末っ子で、先輩方のステージに立たせてもらうというような立場だったんですが、その頃からいい意味で「絶対に負けない」という気持ちでいました。今、PSYCHIC FEVERも同じような気持ちを抱いているんだろうなというのは言葉にしなくても分かります。だからこそライブではお互いの良さを出し合って、先輩後輩関係なく切磋琢磨していきたいですし、僕らは僕らでアドバイスできることはしていきたい。また、これまでの経験を踏まえて先輩としての意地も見せていきたいと思っています。こうして上下関係なく刺激し合えるのは、LDHの良さですね。
- タイでのステージだからこそ意識する点・新たに取り入れた点などもありますか?
P・W:日本語だけでは盛り上げられないということは分かっていたので、タイに来る前にタイ語を勉強したり、英語でもどうやってお客さんを巻き込んでいくかということは勉強してきました。まだまだ勉強中ですが、半年間の活動が終わる頃にはタイ語も含めてタイの皆さんとコミュニケーションをとれるようになりたいですね。
B・松:僕たちは3年ぶりということもありますが、その間に待っていてくれたファンの皆さんや新たに僕たちのことを見てくれる方たちに向けて、今ある100%のパフォーマンスを見せたいと強く思ってステージに立ちました。これまでの単独ツアーやイベントなどすべての経験を踏まえた上で、「今のBALLISTIK BOYZはこれだ!」というような“最強のセットリスト”を日本から考えて持ってきました。これは、自分たちのこだわりと覚悟を込めたものだと思いますね。
- 具体的にはどのようなポイントがあったのでしょう?
B・日:僕らの場合は、セットリストはもちろんですが、MCをはじめ合間でのお客さんとのコミュニケーションは欠かせないと3年前に来た時に感じていたので、とにかく来てくれたタイのお客さんを楽しませることを第一に考えましたね。
B・砂:あとは歌詞が日本語だったりタイの方々に分かりにくい部分というのはどうしてもあるので、そういった場面ではクラップだったり手を挙げたり、分かりやすいアクションや言葉でお客さんと一体感を作ることを意識しました。ただ一つにこだわっているわけじゃなく、前のステージの反省を踏まえて次のステージでは曲順やMCを変えたりと新たな挑戦を毎回取り入れているので、どんどん進化していきたいと思っています。
P・剣:僕たちは今年7月にアルバム『P・C・F』と共にデビューしたのですが、その中に収録されている曲順をベースにしました。まだデビューしたばかりということもありますし、海外でのライブも初めてなので、まずは自己紹介という意味も込めてグループの特徴を伝えていくことを意識しました。先輩方同様、現場の反応を見て、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいですし、来た人に毎回サプライズを届けられるような演出を仕掛けていきたいと思います。
- タイでの活動を追うリアリティショー「New School Breakin’」も配信予定ですが、その見どころを教えてください
P・中:タイに来る前の時点からカメラを回していて、自分たちの素の部分や活動に向けての意気込みなどのコメントも含め、今までとは違う面を見てもらえるのではと思っていますし、ファンの皆さんには今まで以上に近い距離感で楽しんでもらえるんじゃないかと思っています。
เมื่อบอยแบนด์สุดฮอตจากญี่ปุ่น BALLISTIK BOYZ และ PSYCHIC FEVER ต้องใช้ชีวิตในไทย 24 บททดสอบกับภารกิจพิชิตใจแฟนเพลงชาวไทย กับเหล่าโปรดิวเซอร์ตัวตึงรันวงการ T-POP
พบกับ New School Breakin' เริ่มศุกร์14ตค ในยูทูป: High Cloud Entertainment #NewSchoolBreakin pic.twitter.com/6OUPnG7QuP
— New School Breakin (@SchoolBreakin) October 12, 2022
B・奥:現地の文化に触れている僕たちもそうですし、現地でのイベントの様子も含めて僕たちを知ってもらえる一つのきっかけになればと思います。
P・中:加えて、2グループでの活動が中心ですが、今後はそれぞれのグループに分かれたり、日本では実現できなかったことがタイではできるかもしれないので……新たなコラボレーションもお楽しみに!
- 今後の意気込みをお願いします!
B・日:今回は半年間限定のプロジェクトですが、タイに来て改めて「日々無駄にする時間がないな」と感じましたし、タイに来たからといって成功が保証されているわけではないという覚悟も強まりました。僕らは結成当初から世界を見据えたグループを目指しているので、その夢を叶えるために何が必要なのか、何をすべきなのかを見つける半年間になるんじゃないかと思いますし、メンバーみんなで考えながら向き合っていきたいと思います。
P・小:タイに来たからこそ、タイの皆さん全員に知ってもらえるようなパフォーマンスを届けていきたいですし、一緒に日本とタイの音楽を盛り上げていきたいと思います。また、PSYCHIC FEVERが掲げるビルボード・グローバル・チャート1位という目標に向かって成長していきたいと思います!
日タイ修好135周年記念イベント「Thai-Japan Iconic Music Fest 2022」に出演
【開催日】2022年10月21日(金)~23日(日)
【場所】ICONSIAM
※スケジュール詳細は下記イベント公式SNSでご確認を!
Facebook:@gyucreative
Instagram:@gyucreative
Twitter:@gyucreative
PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE
2019年グループ結成。数々のLDHアーティストのサポートダンサーを務め、2022年7月にメジャーデビューを果たした7人組ダンス&ボーカルグループ。兄弟グループ「BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE」同様に8月から半年間、タイを拠点に活動する。
オフィシャルサイト
YouTube
※両グループの過去記事はこちら
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
https://www.daco.co.th/information/339780/
PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE
https://www.daco.co.th/information/340107/