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タイの水事情、日本と何が違う?【飲料水編 #1】


旅行者でも在住者でも、「タイの水には気をつけよう」と心して来る人がほとんどだと思いますが、実際に暮らすとなったら何を、どのように気をつけ、活用すればいいのか来タイ間もない人にとっては分からないことも多いですよね。そんな水に関わる基本情報について、飲み水と生活用水に分けてご紹介します。

タイの水は軟水?硬水?

日本では水道水が飲めるという認識が一般的ですが、実はその安全性は世界を見ても非常にレアなケース。上下水道が完全に整備されている国でも、水道水は基本飲用不可の国の方が圧倒的に多いのはご存じでしょうか。日本人にとっては少々ハードモードに思えるタイの水事情も、裏を返せば世界の平均的なレベルなんです。だからこそ、身近で販売されている飲料水メーカーを把握したり、浄水器やウォーターサーバーに関する情報を集めたりすることが必要になってきます。

ところで、日本の水は軟水、タイの水は硬水と言われていますが、そもそも水が「硬い」「軟らかい」とは何なのでしょう? 大きく分けると、水の中に含まれるミネラル含有量が多いものが硬水、少ないものが軟水です。ミネラルとは、地質由来の微量栄養素のことを差し、日本で言う「◯◯◯の銘水」「おいしい水」として商品化されているものの多くは、このミネラル分が少ない軟水となっています。10年以上前のタイでは、商品のバリエーションが少なかったですが、近年は健康志向の高まりの影響もあるのか、その種類が細分化。ミネラルウォーターが日常的にコンビニエンスストアに並ぶなど変化が見られています。タイにいるうちにぜひお試しを。

タイで家庭用の飲み水の代表的な選択肢は3種

蛇口をひねれば、安全な飲み水が手に入る。そんな恵まれた日本とは異なるタイ生活の水事情。まずは暮らしの核となる飲み水の種類・特徴をそれぞれ見ていきましょう!

1. いつでも手軽に買える
「ペットボトル入り飲料水」

コンビニエンスストアやスーパー、露店で、いつでもどこでも安価に手に入るのがペットボトル飲料水。タイでは500ml入りが7~20Bほどで購入することができます。実は飲料水には軟水・硬水以外にも分類があり、タイでは主にドリンキングウォーターとミネラルウォーターに分かれています。いずれも業務用浄水器で濾過された後にボトリングされますが、ドリンキングウォーターは水道水などの真水を原料に、濾過装置を通して浄水され、ミネラルウォーターは山麓の地下深くから汲み上げた水や湧き水を濾過している点に違いがあります。

2. 生活用水にも安心!
「浄水器」

家庭やオフィス、飲食店などに設置されている浄水器は、日本同様、水道管から出てくる水を、濾過装置を通して不必要な成分を取り除き、純水に近い安全な状態にして飲料水を生成する装置です。タイ人の家庭でも一般的に普及し、その品質は現地の製品でも比較的高いと言われています。ペットボトルと比べると水を購入する手間が省けるため、忙しい方や重いものを運ぶのが困難な人はもちろん、髪や食器を洗うといった生活用水をケアする目的で活用する人が少なくありません。日系メーカーも進出し、日本語で気軽に相談できる点も嬉しいですね。

3. 長期契約でお得!
「ウォーターサーバー」

ウォーターサーバーさえ自宅に設置してしまえば、2~4Lほどのカートリッジタイプのボトルを契約業者が定期的に届けてくれます。毎回大量の水を運んだり、冷蔵庫に補充するなどの作業がなく、常に冷たい(温かい)水を使うことができるなど長い目で見ればお得と感じる人も多くいます。サーバーの設置など初期費用は必要ですが、家庭用の比較的シンプルで安価なタイプもあるため予算によって選択が可能。水は各メーカーの基準に伴い濾過され、ボトリングされた安全な水なので、飲み水から料理用の水として多様することができます。

いつでも”純水”が飲める「Sprinkle(スプリンクル)」

特別なろ過装置を使用し、極めてクリアな状態の”純水”を味わうことができる宅配飲料水サービス「Sprinkle」をご存じですか? スッキリとした後味が特徴で、自宅にウォーターサーバー1台があるだけで、水に対する不安も補充の手間も解消することができます。

1回分はたっぷり6リットルながら、約70Bで利用することができるのでとても経済的。飲料水に使うのはもちろんのこと、歯磨きやお米研ぎ、野菜などの食材を洗うといった場面で気兼ねなく使えるのも嬉しいポイントですね♪ 気になる方は公式サイト(日本語対応可)まで。

WEB:https://old.sprinkle-th.com/jp_1.php

またクラブタイランド経由で注文すると、電話対応まですべて日本語で可能!さらに、クラブタイランド会員になるとスタイリッシュなデザインのウォーターサーバーを特別価格 5,150Bでお得に購入できる点も支持を集める理由でしょう。気になる方は下記にお問い合わせを!

【問い合わせ】
■クラブタイランド
TEL:02-662-1191(日本語)
LINE:http://lin.ee/38phKGR
WEB:http://www.thailandcard.com/

Check!

タイの名水はどこにある?

日本には「南アルプス天然水」や「阿蘇山の湧き水」といった、地方各地の名前を冠した銘水の商品がブランド化されていますが、実はタイにもあるんです。各地方には多くの地元のメーカーの商品があり、主に地産地消されています。しかしこれらの銘水はバンコクではなかなか手に入れにくいとか。旅行で地方を訪れる際は自分だけのご当地名水を見つけて、ぜひ味わってみたいもの。
ちなみに、大手メーカーが提供するミネラルウォーターの産地の一例として北部・ターク県(Mon Fleur)、北部・チェンマイ県(Aura)、中部・シンブリー県(Purra)が挙げられます。

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