日本人の国民食の一つとも言えるカレーだが、「スープカレー」は食べたことがない人も少なくないのでは? 今回アロイの鼻が手繰り寄せたのは、北海道出身の佐藤さんが営む「北海道スープカレー屋」。居酒屋「トンロー横丁」から始まり、佐藤さんの思い出の味がバンコクで本格的に提供されるようになったのが数年前。コロナ禍を乗り越え、活気を取り戻した同店で2人の胃袋はどのように刺激されるのか。
大好きなタイで自分の愛するスープカレーを追い求めてきた
僕はスープカレー発祥の地・北海道出身です。20代の頃にスープカレーが話題になって、ご多分に漏れず僕もドはまりしまして。当時は週3回食べるくらい青春の味になっていますし、それが料理人の原点ですかね。
「北海道スープカレー屋」は併設している日本居酒屋で、創業9年目を迎える「トンロー横丁」の一角に店を構えています。オールマイティなツマミを提供する居酒屋として始まりましたが、当時のバンコクになかったスープカレーを提供したらウケるんじゃないかと思って研究を始めたのが、今の味に繋がっています。本当にたまたまですが、コロナ禍当初から中盤の店内飲食ができなかった時期に、デリバリーですぐ対応できるカレーがあって幸運だったとも思います。
一時帰国の折には毎回、大阪や札幌のカレーの名店に立ち寄るのがここ数年のライフワークでしょうか。特に最近は、カレーというよりもスパイスの奥深さに興味津々で、今後皆さんにどのような形で提供できるか考えるとワクワクしかありません!
北海道スープカレー屋店主・佐藤さんへのインタビュー動画はこちら!
北海道スープカレー屋/トンロー横丁
場所:138/1 Thonglor 11, Sukhumvit 55
TEL:02-185-3780
時間:月〜金11:30 ~14:30 / 17:00~23:00、土日11:30~23:00
(スープカレーは全日21:30 まで)
最新の営業時間は下記でご確認ください。
Facebook:Soupcurrybangkok
Twitter:soupcurry_bkk
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