虚構新聞(http://kyoko-np.net)について
虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載する嘘ニュースサイト。当「バンコク版」でも内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。これは創作により書かれており、本当のことではありません。
ラオスの麺料理「カーオ・ピアック」。両県をつなぐ重要な役割を果たしそうだ
これは嘘ニュースです。これは嘘ニュースです。これは嘘ニュースです。これは嘘ニュースです。
日本の香川県がウドンターニー県に対等合併を申し入れていることが、本紙の調べでわかった。日本では「うどん県」として知られる香川県と、タイでは「うどんに縁もゆかりもない県」として知られるウドンターニー県の合併は、観光振興などの相乗効果を狙ったものとみられる。合併後の県名は「ウドン(うどん)県」に統一する。
日本有数のうどん産地として有名な香川県は四国地方にある県の1つ。同県は2011年10月、県名を「うどん県」に改めて以降、うどんを前面に押し出した様々なPR活動を行っている。うどん県として次の一手に注目が集まる中、15年ごろからウドンターニー県と水面下で合併交渉に入っていた模様だ。
タイ東北部に位置するウドンターニー県は、ノンハン湖を覆う赤いスイレンが観光スポットとして広く知られる。「ウドン」は「北部」を意味する言葉で、本来麺料理とは何の関係もないが、その響きからうどん三昧を期待して生醬油片手に訪れては、手持ち無沙汰のまま帰国する残念な日本人観光客の姿が絶えない。
今回の合併交渉は、香川県にとっては県産うどんの東南アジア進出の足がかりに、またウドンターニー県にとってはうどん目当ての観光客をがっかりさせない観光振興策として、双方に利点がある。
また、両県の合併が実現すれば、香川・ウドンターニー間でより柔軟な人的・物的交流が可能になることから、渇水時には水を融通し合うなど観光以外の面でも相乗効果が期待できる。隣国ラオスに近いウドンターニー県では、うどんに似た同国の麺料理「カーオ・ピアック」が古くから親しまれていることも合併に向けた大きな後押しになりそうだ。
国の枠組みを超えた合併には課題が多く残るが、両県の担当者はともに「うどんならではの腰の強さで粘り強く交渉に臨みたい」と意気込む。
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