【お詫びと訂正】
本記事にて、「オクラのねばねば成分の正体はムチン」との記述がありましたが、ムチンは正しくは「動物の粘膜に含まれる粘性物質」です。
該当箇所を削除いたしました。
内容の誤りについて、深くお詫びを申し上げます。
すっかり和の食材のような顔をして食卓に並んでいるオクラですが、日本に入ったのは明治初期、全国に普及したのは昭和50年代と実は新しい野菜です。名前もアフリカの言葉が語源で、英語のOkraから来た外来語です。オクラは、世界の多くの国で古くから食べられています。
冬のトルコの市場に乾燥オクラがたくさんぶら下がっていて驚きましたが、それほど大事に食べられているのでしょう。世界一生産量の多いインドではカレーにして食べています。ただ、ほとんどの国では粘りが嫌われ、酸に合わせたり、スープに入れたりして粘らない工夫がされています。
オクラのぬめり成分には水溶性食物繊維が含まれていて、腸内環境を改善し、生活習慣病や老化を防止します。こう聞くと、思いっきりネバネバしたくなりますね。オクラに納豆、山芋、昆布……。ご飯か麺か、それとも豆腐がいいでしょうか。味付けはしょうゆ系、ヤマモリの出番です! しょうゆもいいですが、ダシの効いたつゆの素もおススメです。
<材料> 4人分
オクラ 16本
納豆 100g
ミニトマト 4個
ネギ、海苔、白ゴマ、ワサビ お好みで
素麺 4人分
つゆの素 50㏄
水 100㏄
氷 適量
<作り方>
(1)オクラを2分ほど茹でてから細かく切り、納豆と合わせて包丁でまな板をたたくようにして細かくします。
(2)素麺を説明書の通りに茹でて、よく水で洗い氷水でよく冷やします。
(3)素麺を皿に盛り、オクラと納豆を盛り付けます。
(4)つゆの素と水を混ぜて素麺にかけて、トマト、ネギ、白ゴマ、ワサビなどお好みで盛り付けます。
\ ポイント /
オクラの茹で時間は2分ほどが理想とされています。タイのオクラは大きいのが多いので、もう少しだけ長くてもいいかもしれません。つゆの素は通常3倍の水で薄めますが、氷を入れたり具だくさんにする場合は、2倍強くらいがいいようです。
\ 今回のレシピにヤマモリ! /
暑い季節、暑い土地では、簡単に料理できて、さっぱりした素麺がありがたいですね。ヤマモリのつゆの素は、3倍に薄めるだけですぐ使えるので、さらに手軽に素麺を楽しむことができます。
でも素麺だけでは栄養が不足しますので、ここにネバネバパワーのオクラと納豆をたっぷり合わせるといいでしょう。納豆が苦手な方は、オクラだけでもおいしく食べられます。また逆にキュウリやナメタケ、薬味や漬物などさらにボリュームいっぱいにして楽しむのもいいですね。