特集

週末は車で王室リゾートへ 3度目のフアヒン 後編(見る・遊ぶ)

(2016年1月5日発行-第424号 週末は車で王室リゾートへ 3度目のフアヒン 後編(見る・遊ぶ) より)

プラヤーナコーン洞窟

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宮殿の上に朝の光が降り注ぐ。この光景が楽しめるのは一日のうちのほんの数十分だけだ

ここはカオ・サームローイヨート海洋国立公園の中にある名所「プラヤーナコーン洞窟」だ。約200年前に発見されたこの洞窟は、風光明媚なことで代々の王室に愛されてきたこの地の中でも特に重要な見どころとされている。息を切らしながら険しい山道を上るタイ人が目指しているのは、洞窟内にある「クーハークルハット宮殿」。1890年に時の王・ラマ5世によって建てられた休息所で、現プミポン国王をはじめ歴代の王族が訪れていることで知られる。フアヒンのあるプラチュアップキーリーカン県の県章にも採用されている、まさに県の顔ともいえる名所だ。

フアヒンの街から約60kmとだいぶ離れている上、宮殿に日光が当たる時間は午前10時〜10時半と短いため、早起きして急いで行かなければならないが、この光景にはその価値が十分にあるだろう。海辺の街に来てわざわざ登山、というのもなかなか乙なものだ。

カオ・サームローイヨート海洋国立公園 อุทยานเขาสามร้อยยอด

8時半〜16時半 無休
Moo 2, Ban Khao Daeng, Khao Daeng, Kui Buri
0-3282-1568、0-3264-6293
ウェブサイト

※宮殿に日が差す時間は季節によって変わるため、事前に確認を。蚊がものすごく多いので蚊よけ必須。

 

バーン・ナー・マーライ

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廃屋のような趣きがある客室。独特の味がある

プラヤーナコーン洞窟へは朝早くに出かける必要があるので、前日に近くの宿に泊まるのも手だ。今回取材チームが泊まったのがここ。

なんとも個性的な宿で、敷地内には廃屋をリノベーションしたような家が何軒か建っていて、そこが客室や食堂になっている。かと思うと普通の建物もあったりして、この不統一感が面白い。到着するなり敷地内をふらふらと散歩して見て回ってしまった。

田舎にある親戚の家に泊まったような気分になれる宿だった。

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ベッドだけの簡素な室内。バスタオルも自分で用意しなければいけない

バーン・ナー・マーライ บ้านน้ามาลัย

221, Moo 5, Samroiyod, Prachuap khiri khan
08-1923-7553、09-1884-9577
プールサイドの部屋(2人用)1400B、小さな家(5人用)2000B

 

フアヒン・ヒルズ・ビンヤード

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見渡すかぎりのぶどう畑

海に背を向けて、遠くに連なる山の峰を眺めながら車を走らせること約1時間。目の前に一面緑のぶどう畑が現れた。なだらかな丘にびっしりと生えたぶどうの木と、その遥か奥になだらかに流れる山の稜線。まるで南フランスのプロヴァンス地方、と言ったら言い過ぎだろうか。

ここは「Monsoon Valley」ブランドのワインで知られるサイアム・ワイナリー社が所有するワイナリーで、タイに全部で6カ所あるワイナリーの中でも最大規模を誇る。なんでも標高140〜210mのこの地域の気候がぶどう栽培に向いているのだとか。敷地内では2.24km2の土地の中で、コロンバール、シラーズをはじめ約30品種のぶどうを栽培している。

園内見学やショップでのお土産購入のほか象乗りも楽しめるが、ここへ来たらまず丘の上に建つレストラン「Sala」へ。ぶどう畑を一望しながら、「Monsoon Valley」のワインと食事を楽しめるのだが、最近は中国からの団体観光客も増えており、席の確保が大変なのだとか(予約がおすすめ)。まずここでゆっくり食事とワインを楽しんだ後、園内を見て回ろう。

なお、収穫の時期は毎年2〜3月。濃い紫に色づくぶどうを眺めたいなら、その前に行くのがおすすめだ。

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象乗りや餌やりもできる

フアヒン・ヒルズ・ビンヤード Hua Hin Hills Vineyard

8時半〜18時半 無休
204 Moo 9, Baan Khork Chang Patana, Nong Plup, Hua Hin
0-3251-1496〜7、08-1701-0222、08-1701-0444
ウェブサイ
ワイン3種類のテイスティング・セット290B
※ビラマーケットから送迎バンが出ている。10時半発(現地14時発)と15時発(現地18時発)の2本で、往復300B。ぶどうジュース1杯とジープでのぶどう畑ツアー付き。

 

カオ・ヒン・レック・ファイ眺望スポット

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フアヒンの街並みを一望できる。街の規模の割に高い建物が少ない

最も近くにある、「自然」を感じられるスポットがここ。フアヒンの街に寄り添うようにそびえる標高162mの小高い山だ。4方向、計6カ所の眺望スポットがあり、それぞれ違った角度からフアヒンの街並みや海を一望できる。

ここへ来たら眺望スポットを順に回ってみよう。スポットによっては鉄製のテラスが設置されて「展望デッキ」のようになっている所もあるが、ちょっとした山歩きが楽しめる、自然そのままのスポットも多い。「火打ち石山」という名前どおり、大きな岩がゴロゴロしている所もあって、ちょっとした冒険気分も楽しめる。

奥の方の隠れたスポットではタイ人のカップルが街を眺めながら愛を語らっていたり、展望デッキの床には恋人同士の名前が所狭しと落書きしてあったり。デートスポットとして使うタイ人も多そうだ。

カオ・ヒン・レック・ファイ眺望スポット จุดชมวิวเขาหินเหล็กไฟ

5時〜20時 無休
Khao Hin Lek Fai 2 Rd, Hua Hin
入場無料

 

フアヒン鉄道駅

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王室専用の待合室。高貴な雰囲気が漂っている

タイで最も美しい駅とも呼ばれるフアヒン鉄道駅。1911年にここに駅が建設されたことから欧米人が保養のために訪れるようになり、その後、王族の別荘が次々と建てられて、「王室リゾート」としてのフアヒンの歴史が始まったのだとか。

駅舎はタイ様式とビクトリア様式をミックスさせたデザインが特徴。フアヒンの街の至る所で見かける赤とクリーム色のツートーンカラーはこの駅舎デザインを模したもの。

プラットフォームには現プミポン国王(ラマ9世)も利用した王室専用待合室があり、それがフアヒンの街を代表するイメージにもなっている。

フアヒン鉄道駅 สถานีรถไฟหัวหิน

始発から終電まで
0-3251-1073
入場無料

バナ・ナバ・フアヒン・ウォーター・パーク

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会場のあちこちをうねうねと走るウォーター・スライダー

白い砂浜が広がるフアヒンのビーチだが、散歩したり乗馬したりデッキ・チェアに横たわって海を眺めたりと静かに楽しむ印象がある。

家族や友人たちと目いっぱい遊びたい! という人におすすめのスポットがこの「バナ・ナバ」だ。2014年末開業したウォーター・パークで、3万2000㎡の敷地内に流れるプールやサーフィン、水中写真スタジオなど、水に関するあらゆる設備を詰め込んだ「水の遊園地」だ。

特に圧巻なのは、計8本あるウォーター・スライダー。高さ18mから一気に滑り降りる「Freefall」、計6人乗りのボートでぐるぐる回るタイ最大の「Abyss」など、個性的なスライダーが揃っている。最高時速60kmに達するものもある。これらを制覇するだけで入場料の半分以上は楽しめるはずだ。

泳ぎ疲れたら波のあるプール脇に建つ東屋で食事しながらひと休みするか、人工の岩山の周りを流れるプールでプカプカ浮く。夏休み気分満点!

園内には総勢140人のライフガードがいてお客の様子を常にチェックしてくれているので、小さな子供連れでも安心できる。大勢でわいわい楽しむには持ってこいの施設だ。

Vana Nava Hua Hin Water Park

日〜木:10時〜18時(アドベンチャー・ゾーンは21時まで)、金土祝:10時〜21時(同23時) 無休
129/99 Soi Moo Baan Nong Kae, Nong Kae, Hua Hin
0-3290-9606
www.vananavahuahin.com
大人1000B、子供(身長91〜121cm)600B、シニア(60歳以上)600B、ファミリー(大人2人+子供2人)2600B、アドベンチャー・ゾーンは入場無料
※フアヒン市内を往復する送迎バスあり。

マルカタヤワン宮殿

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フアヒンに来たら、王室ゆかりの宮殿にも足を運んでおきたいところ。ここは1923年、ラマ6世によって海岸沿いに建てられた夏の離宮だ。

イタリア人が設計しているためか、その佇まいは同時代のほかの建物に比べると明らかに垢抜けている。水色とクリーム色で塗り分けられた壁が目に涼しげだ。

窓口でチケットを買うと、宮殿に上がる時間を指定されるので、それまでは園内を散歩しよう。隅々まで手入れが行き届いた芝生やそこに植えられた花を眺め、ガジュマルの木が作る広い木陰で涼む。

指定時間になると、入り口で簡単な説明を受け、靴を脱いで2階へ。2階では撮影は禁止となっている。

歴代の王や王女が使った部屋を眺めながら、海からそよぐ風に吹かれれば、かつてバンコクの暑さから逃れてここで夏を過ごした王族たちの在りし日の姿が目に浮かんでくるはずだ。

マルカタヤワン宮殿 พระราชนิเวศน์มฤคทายวัน

8時半〜16時半 水休
1281 Petchkasem Rd.
0-3250-8444〜5
www.mrigadayavan.or.th
入場料30B、宮殿(2階)見学料30B
※宮殿2階へは9時〜11時半、13時〜15時半の30分おきに指定された時間のみに入場可能(1回につき20人まで)。半ズボン、ミニスカート、キャミソールなど露出の多い服装はNG。

 

スアン・ソン・プラディパット

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取材時は平日だったので人がまばらだったが、週末になるとこのビーチチェアがぎっしりと並ぶとか

有名なビーチリゾートなのにもかかわらず、フアヒンはビーチで遊ぶ人の姿が少ない。静かで落ち着いているけれど、少し物足りないな……と思っていたら、にぎやかなビーチがここにあった。

砂浜にビーチチェアとテーブルを置いて、のんびりと酒盛りしている若者グループ。Tシャツ短パン姿で波と戯れる、小学生から中学生くらいの子供たち。タイによくあるローカルな海水浴場の光景がここにあった。

ここはタイ人に大人気のビーチだそうで、週末になるとバンコクから行楽客が押し寄せ、砂浜にビーチチェアがぎっしりと並ぶのだとか。「王室リゾート」なんてお固い肩書きを忘れて、背伸びせずに楽しめる場所だ。

スアン・ソン・プラディパット สวนสนประดิพัทธ์

ビーチチェアや浮き輪のレンタル50B、車の入場料20B/台
※フアラムポーン鉄道中央駅から行楽列車が往復している。土日祝:6時半発(現地15時半発)で2等240B、3等120B。

 

サーム・パン・ナーム水上マーケット

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足を踏み入れた途端、30年くらい前にタイムスリップしたような気分がした。小さな頃に親に連れて行ってもらったデパートの屋上遊園地、はたまた浅草の「花やしき」とその周辺のひなびた商店街が脳裏に浮かぶ。

フアヒンというと、「プルーンワーン」に代表される「おしゃれな雑貨が集まるレトロなマーケット」のイメージだが、ここはまさに対極にある市場だ。

大きな池をぐるりと囲むように店があるが、どこでも買えそうな物ばかり。Tシャツも大きく「HUA HIN」と書かれたような単調かつダサいものばかりだ。極めつけは目玉のタイ舞踊ショー。動きが揃わず、途中でふざけ始める上に、女性ダンサーはよく見るとオカマちゃん。たった15分のショーだが、ビシッと踊りが決まったシーンは1回あるかどうかだ。

ショーも店もやる気がない。通路や椅子も壊れたままの箇所がある。だが、その脱力っぷりがなんともいい味を出している。タイに初めて来た10年以上前のことを思い出した。

Sam Phan Nam Floating Market ตลาตนำหัวหินสามพันนาม

9時〜18時半 無休
88/8 Moo 13, Nong Hoi-Tub Tai Rd. (Hua Hin 112)
0-3290-0111
入場料:タイ人無料、外国人200B。ただしワークパーミットや社員証を提示すれば無料に。
※ショーの時間は月〜金:11時〜、13時半〜、15時半〜、土日:11時半〜、13時〜、14時半〜、16時〜

プルーンワーン

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タイ人に「今どきのフアヒン」といえば、ここをイメージする人がかなり多いはず。50年代のタイをイメージしたレトロ・マーケットで、2階建てのちょっとしたテーマパークのような造りになっている。

ここへ来るなら暗くなってからがおすすめだ。無数の電球に照らされた場内は昼に来るよりも断然幻想的だ。駄菓子屋を冷やかしたり、昔ながらのソーダ屋台で飲み物を買ったりしながら練り歩き、興が乗ったら奥の縁日コーナーで射的や観覧車に挑戦してみよう。

Plearnwan เพลินวาน

9時〜21時 無休
4/90-95 Petchkasem Rd.
http://www.plearnwan.com
www.facebook.com/PlearnwanHuahin
入場無料、駐車料40B/台

 

フアヒンティーク

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蓮が浮かぶ池の水際に整然と並ぶ店舗

バンコク指折りのナイトマーケット「アジアティック・ザ・リバーフロント」を運営する会社が昨年10月3日にオープンさせたばかりの水上マーケット。大きな池をぐるっと囲むように店が並び、会場のそこここに記念撮影用の変わったオブジェが置かれている。また、会場の前にずらりと並ぶクラシックカーは見応えあり。

取材時(昨年10月)はオープンして間もないためか閑散としていたが、その後、有名アーティストのライブを開催したり、ローイクラトンのイベントなどを経て、徐々に人気が高まっている様子。近日中に象や蛇のショーも始まるとか。

Huahintique ตลาดนำหัวหินทีค

【MAP2-B5】
16時〜24時 無休
99/9 Moo 13, Nong Hoi-Tub Tai Rd. (Hua Hin 112)
08-0240-5555、0-3251-0222
www.facebook.com/Huahintique
入場無料

 

だまし絵博物館 For Art’s Sake

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フアヒン病院の近くに2014年にオープンしただまし絵博物館。 100枚近いだまし絵をバックに変わった写真を撮ることができる。

外国人入場料が高めなので、行ったらここぞとばかりに撮りまくって元を取りたい。

For Art’s Sake

10時〜19時 無休
22/141 Petchkasem Rd.
0-3252-0699
http://forartssakehuahin.com
www.facebook.com/ForArtsSakeHuaHin
外国人:大人300B、子供120B

 

ラーチャパック公園

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海に向かって並び立つ歴代の名君。どの王様がなにをした人なのか知っていると感慨深い

タイ人と一緒に来たらぜひ立ち寄りたいフアヒンの新名所がこちら。昨年8月に陸軍の敷地内にオープンした公園で、だだっ広い広場の奥にタイ歴代の名君7人の青銅像(高さ平均13.5m)がずらりと並んで立っている。

ラムカムヘン大王、ナレースアン大王、チュラロンコン大王(ラマ5世)など、タイで長く暮らしていれば必ず名前を耳にするような、有名な国王ばかり。歴史好きなら予めそれぞれの功績や時代背景を調べて来ると、意匠の違いを楽しめるかもしれない。

広場では思い思いのアングルで記念撮影を楽しむタイ人の姿が眺められる。

Rajabhakti Park อุทยานราชภักดิ์ หัวหิน

8時〜18時 無休
Petchkasem Rd.
0-2297-7581〜4
入場無料

ワット・フアイモンコン

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数々の奇跡を起こしたとされる17世紀の高僧、ルアン・プー・トゥアットの巨大瞑想像で有名な寺院。像は高さ11.5m、幅9mで、世界最大の瞑想像とされる。

このルアン・プー・トゥアットをかたどったお守り(プラクルアン)は「危険を回避する」とされ、物によっては非常に高値で取り引きされるのだとか。

Wat Huay Mongkol วัดห้วยมงคล

5時〜21時 無休
Hua Hin-Huay Mongkol Rd., Tub Tai, Hua Hin
0-3257-6187
入場無料

 

カオ・タキアップ

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フアヒン・ビーチが一望できる。絶景ポイントだ

フアヒン・ビーチの南端、海にぐいっと突き出た小高い丘が「カオ・タキアップ」(箸山)。ひょろりと細い黄金仏の真下を通って階段を登って行くと、そこからフアヒンのビーチを一望できる。

この丘は野生の猿が多数生息することでも知られているのだが、取材時は猿ではなく可愛らしい子犬を見ることができた。

周辺にはローカルなシーフード食堂もあり、海の幸を満喫できる。

Khao Takiab เขาตะเกียบ

9時〜17時半 無休
Khao Takiap, Hua Hin
入場無料

街なかローカルグルメ

フアヒン特集前編(423号)で紹介しきれなかったローカル・グルメ2軒をご紹介。

 

タン・ローティー・マタバ・タップ・サ・ゲ

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プラチュアップキーリーカンで40年、フアヒンに移転してきて16年以上のイスラム食堂。看板メニューの「ローティー・マタバ」はふんわりとしたクレープ生地の中にカレー粉で味付けしたホクホクのジャガイモが入っている。素朴な味。

Tan Roti mataba ธันย์ โรตี มะตะบะ ทับสะแก

9時〜20時半(ローティーは14時〜) 月休
41/16 Prapokklao Rd.
08-5182-1449
ローティー・マタバ30B

メー・ノンヌット(ミーチャイ)

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74年前にオープンし、現在は3代目オーナーが経営するカオニャオ・マムアン(マンゴーともち米)の老舗。程よく塩気のあるもち米がプランブリー県産マンゴーの甘さをさらに引き立てる。とろりと濃厚なココナッツミルクは自慢の自家製だとか。

Raan Michay แม่นงนุช (มีชัย)

7時〜20時 無休
57 Petch-kasem Rd.
0-3251-1035、08-1374-2140
http://www.facebook.com/MaeNongNuchHuaHin
カオニャオ・マムアン80B

(『週末は車で王室リゾートへ 3度目のフアヒン 後編(見る・遊ぶ)』より/ 2016年1月5日発行-第424号)

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