毎朝の通勤にはバイクタクシーを利用している私F。
先週、出社しようとしたら、いつものバイタク運転手のベストが新しくなっていました。
これは昨年軍政に移管してから、政府が行っている公共交通機関の運賃・サービス統制のための施策のひとつで、これによってバイクタクシーの運転手は当局に登録することが義務付けられました。参照記事
参照記事には「登録期間は(2014年)10月15日まで。運転手は来年(2015年)1月以降、新たなベストを着用することが義務付けられる」とあるのですが、この5月時点で実際に新ベストを着用して営業している運転手は、僕の見た感じではまだ全体の2割もいない様子。
これから少しずつ新ベストで営業する運転手が増えていくのでしょうが、なんだか結局なあなあになって終わりそうな予感がします。
僕が普段使っている乗り場の運転手も、写真の彼以外はまだ古いベストのままです。
せっかくの新ベストなので写真を撮らせてもらいました。
従来のベストは「オレンジ+白」でしたが、新ベストは黒とグレー、蛍光イエローを入れて、ちょっと格好良くなっています。
また、タクシーの運転手と同じように営業許可証を発行して、ベストの表と裏に掲示するようになっているのも新しいですね。
「バイクタクシーは渋滞時や短距離の足として広く利用されている。営業は野放し状態で、事故や運賃、乱暴な運転をめぐるトラブルが絶えない。」
なんて紹介されているバイタクですが、たしかにそういう面も一部あるものの、個人的には通常のタクシー運転手よりも好感度は高かったりします。
地元密着型で営業している人が多いので、営業エリアの道や建物を知り尽くしているし、値段もだいたい決まっているのであまりぼってくることもありませんし。乗車拒否も、よほど遠い場所じゃなければありません。渋滞の時は車の隙間をスイスイくぐり抜けてくれますし。ただ、たいていノーヘルで乗ることになるので、あまり人には勧められるものではありませんが……。(F)